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タモリが唸った鉄オタ芸人の「激ウマ駅弁旅」東京駅編
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.07 11:00 最終更新日:2019.05.07 11:00
「3歳のときに初めて食べた駅弁は、東京駅の『チキン弁当』。ケチャップライスと、鶏の唐揚げのシンプルな駅弁でしたが、そのあまりの美味しさに驚きました」
お笑いコンビ「ダーリンハニー」のボケ担当、吉川正洋がウットリ顔で語る。その出会い以来、全国の駅弁を延べにして約1000食も味わい、『タモリ倶楽部』の鉄道系企画では、タモリもドン引きするほどの鉄オタぶりを見せつけてきた。
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そんな吉川の前には、東京駅構内で買える名駅弁が。
「東京駅には、全国から有名駅弁が集結し、『先走り弁』が可能なんです。ここで行き先の駅弁を買い、車内で食べれば、ムードが盛り上がること間違いありません(笑)」
そして、推薦する5つの駅弁を紹介してくれた。
「(1)『えび千両ちらし(冒頭の画像)』は箱いっぱいに卵焼きがのっていますが、下にうなぎ、こはだ、イカ、エビが隠れています。それを見て驚く顔が楽しみです。
横浜といえば(2)『シウマイ弁当』。じつは僕、大洋ホエールズ時代からの横浜ファンで……。シウマイにはホタテの貝柱が入り、グリーンピースも練りこんであります。昔から変わらない、俵型ごはんもモチモチです。
(3)『桃太郎の祭ずし』は、桃色の容器がかわいく、中はゴージャス。全体的に酸味が強く、酸っぱいもの好きの僕は大満足。江戸時代、倹約令のもとで庶民の知恵から生まれたそうです。
東京の駅弁は(4)『深川めし』。同名の駅弁が、同じ内容で、『JR東海パッセンジャーズ』からも販売されていて、味つけが違う。味比べもオツです。
(5)『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』は、米沢牛の特上カルビ肉を炭火で焼き上げた、贅沢な駅弁。ごはんに肉汁がしみていて、焼売も2個つきます」
【駅弁DATA】
(1)「えび千両ちらし」(1380円・税込み)新発田三新軒/新潟/JR各線
ボリューム満点。フタを開けると卵焼き。しかしその下には魚介類があるサプライズも!
(2)「シウマイ弁当」(860円・税込み)崎陽軒/横浜/JRほか各線
昭和29年登場。誰もが好みの具材に一家言あり。鮪の照り焼き、鶏唐揚げも人気
(3)「桃太郎の祭ずし」(1000円・税込み)三好野本店/岡山/JR各線
有頭海老煮、焼穴子、椎茸煮などおかず12品! 桃の容器はお土産にも人気
(4)「深川めし」(900円・税込み)日本ばし大増/東京/JRほか各線
江戸時代からの漁師めし。あさりとしょうがのきいた焼穴子。べったら漬も美味
(5)「米沢牛炭火焼特上カルビ弁当」(1600円・税込み)/米沢/松川弁当店JR奥羽本線
ジューシーな特上カルビ肉は冷めても柔らか。職人が手切りでさばく
よしかわまさひろ
41歳 東京都出身 高校時代の友人・長嶋トモヒコとコンビを組み、デビュー19年め
(週刊FLASH 2019年5月7・14・21日合併号)