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もしもボディビルダーが「鶏むね肉のパクチーダレ」を作ったら…
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.28 16:00 最終更新日:2019.08.30 14:23
この夏、結局体が絞りきれずに海にいけなかった……。
Tシャツを着るとでっぷりとしたお腹が気になるから、夏が嫌いなんだよな~。
電車に乗ると、向かいの女子高生が俺のスタイルを笑っている気がしてならない……。
ひとつでも当てはまる人は、今回の料理を作って、カッコいい肉体へのモチベーションを高めよう(今回の料理を作ったからといって、体は絞れませんので、正しくトレーニングを行ってください。悪しからず)。
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筋肉といえば、胸肉! というわけで、今回、『月たった2万円のダイエットふたりごはん』の著者・奥田けいさんに教わったレシピは「鶏むね肉のパクチーダレ」。それをバッキバキのボディビルダーに作ってもらいます。それでは、料理スタート!
体づくりのために、日々の食事はトレーニングと同じくらい大切なこと。今回は、料理の合間にできるトレーニングを紹介します。まず、キッチンに立っているときにもできる簡単トレーニングが「つま先立ち」だ。
足首、ふくらはぎ、すね、太もも、お尻、腹筋まで鍛えられるので、下半身の引き締めにも効果的。さて、冷蔵庫から材料を取り出そう。
材料は下記の通りです。
鶏むね肉…200g
塩麹…小さじ1
パクチー…15g
トマト…2分の1
酒…大さじ1
【合わせ調味料】
ごま油…小さじ1
ポン酢…大さじ1.5
●まずは下ごしらえ。鶏むね肉にフォークで穴をあけ、塩麹を揉み込んで、30分ほど冷蔵庫に置いておきます。
30分といえば、プロテインを摂取するタイミングはトレーニング後30分間がゴールデンタイムと言われています。血液の循環が高まり、酸素や栄養素の運搬が盛んにおこなわれる時間帯であり、栄養素を取り込みやすいのです。
さて、鶏むね肉を寝かせているうちに、パクチーを切ってしまいましょう。
下の引き出しから、包丁を取り出すときにする屈伸運動。これ、何かに似ていませんか? そう、スクワットです。
スクワットのポイントは、ゆっくりとした動作で息を止めずにおこなうこと。呼吸を止めると血管に負担をかけたり、トレーニング慣れしていない人の場合、酸欠状態で立ちくらみしてしまうこともあるかもしれません。注意しましょう。
そうそう、パクチーでしたね。
・パクチーはざく切りにしておき、合わせ調味料と混ぜてしんなりさせておきます。
・下ごしらえした鶏むね肉をシリコンスチーマーなどに入れて、酒をかけてレンジで2~3分チンします。
温まるまで「サイドチェスト」! 横向きになって胸を強調するポーズです。どこからか、応援の掛け声が聞こえてくるようですね。
「胸がはち切れそうだ!」
「肩にメロン乗っけてんのか!」
レンジを開けて、火が通っていなかったら追加で温めてください。
・最後にチンした鶏もも肉に、パクチーを加えた合わせ調味料をかけます。角切りにしたトマトをかけて……完成の「フロント・バブル・バイセップス」!
バイセップスとは、上腕二頭筋のこと。正面から2組の上腕二頭筋を見せるボディビルと言えばのポーズです。
「キレてるよ!」
「腹筋がカニの裏!」
「僧帽筋が叫んでる!」
ポイントは、鶏むね肉にフォークで穴をあけておくことで、かたくなりにくくなります。
最後に一言。「筋肉は裏切らない!」
おくだけい 1990年生まれ 三重県出身 大阪樟蔭女子大学学芸学部インテリアデザイン学科卒。自身初の書籍『月たった2万円のふたりごはん』(幻冬舎)が10万部のベストセラーに。現在、『月たった2万円のダイエットふたりごはん』(KADOKAWA)が発売中