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外食チェーンで野菜摂取、定食なら大戸屋のバジルチキンサラダ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.14 16:00 最終更新日:2019.10.14 16:00
《野菜は1日350g以上食べましょう》
厚生労働省は、こう推奨する。これは、一般的なもやしで約2袋弱、ミニトマトなら約35個ぶんのボリュームだ。とはいえ、サラリーマンには、毎回の食事をのんびり準備をする時間はない−−。
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「外食チェーン店で、十分に野菜は摂れますよ」
こう語るのは、管理栄養士の浅野まみこ氏(44)だ。
「最近は外食チェーン店でも、野菜摂取や健康を意識したメニューを、数多く取り揃えています。『1日ぶんの野菜が摂れる○○』『低糖質』といったメニューも増えてきており、選び方次第で、栄養バランスのいい食事ができるんです。
とくに40代、50代の方は、外食される機会が多いのですが、皆さん炭水化物がメインなんです。選択肢が、『野菜にする? それとも肉? 魚?』ではなく、『ご飯か? 蕎麦か?』というふうになってしまっている。
いっさい炭水化物や糖質を摂らないのは過激ですが、ふだんの食生活では、『炭水化物』過剰になっていると考えてよいと思います」
仰るとおり。そこで実際に、人気の外食チェーン店の「定食セット」から、野菜が摂れるメニューを浅野氏に厳選してもらい、以下にまとめた。さっそく本日から、外食野菜生活を始めます!
【管理栄養士・浅野まみこ氏の外食「推薦定食」ランキング】
※★は緑黄色野菜、表記のない価格は税別
●第1位:大戸屋「バジルチキンサラダ定食」852円
・摂れる野菜:キャベツ、カボチャ★、トマト★、サニーレタスなど
「野菜調理を店舗で下処理しているので、新鮮な野菜の栄養素を摂ることができます。定食としてバランスがよいですね」(浅野氏・以下同)
●第2位:ぎょうざの満洲「レバニラ炒めセット」800円
・摂れる野菜:ニラ★、ニンジン★、もやし、玉ねぎなど
「中華料理は栄養バランスを整えやすいんですよ。優秀なタンパク質のレバーに、野菜がたっぷり。ご飯はロウカット玄米を選べるのも◎」
●第3位:シズラー「プレミアムサラダバー」1980円(平日ランチ)
・摂れる野菜:ミニトマト★、ブロッコリー★、パプリカ★、キャベツ、レタスなど
「サラダバーは、うまく利用することで、栄養バランスをぐっと高めることができます。外食上級者は絶対に選択するべき場所」