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初めてのヨガ「アグニのポーズ」なら暴飲暴食に効く
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.10 20:00 最終更新日:2020.01.10 20:00
年末年始、暴飲暴食の限りを尽くしたため、すっかり食生活が狂ってしまった人も多いことだろう。そんなあなたに救いの手を差し伸べるのは、ヨガの女神・鈴木まり先生だ。
鈴木先生は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」を用いたセラピーで、国内外を問わず1万人以上のクライアントを救ってきた。現在は、女性ヘルスケア協会長も務めている。
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「さっそく、消化に効く『アグニのポーズ』をお教えしましょう」
アグニとは、炎の神のこと。アーユルヴェーダにおいては、胃の消化、消化からエネルギーに変換する際に必要なパワーをアグニと呼ぶことがあるという。
(1)まず、仰向けになって両足を天井へ伸ばします
(2)腹筋や肛門に意識を向けながら、両膝を胸へ近づけるようにします
(3)左右の膝をくっつけて軽く膝を曲げましょう。脚の親指を、人差し指と中指でフックするようにつかみます
(4)指でつかんだ足の親指を手前に引っ張り、ふくらはぎを伸ばします
(5)そのままの状態をキープして、鼻から吸って、口から吐く腹式呼吸を6分程度
「このポーズは、程よく胃袋に刺激を与え、ふくらはぎを伸ばすことができます。ふくらはぎの裏には、胃腸などの消化器系の経絡(古代中国の医学における、気や血液の流れる通路のこと)がありますので、食べすぎた次の日の朝には最適です。
また、消化だけではなく、内臓の働きを高めるため排泄物を出しやすい体になり、ダイエット効果も期待できます」
念入りに先生は、ポイントを確認する。
「いいですか。ふくらはぎを十分に伸ばすことですよ」
目をつむり、リラックスしたままで、もう一度教えてもらったルーティーンを繰り返すと、気持ちよさが素直に響くことだろう。
すずきまり
日本女性ヘルスケア協会長、株式会社ロサ代表。アーユルヴェーダサロンROSA・ジョホレッチスタジオを運営し、年間約600名の女性たちのカラダやメンタルの悩みに向き合う。著書『膣活! カーマスートラヨガ』(KADOKAWA)が発売中