「クンニリングスでオーガズムを得ている女性は約11%」ーー。
2017年7月、ある女性月刊誌でおこなわれた女性2000人へのアンケートの結果だ。
「舐められてイッた女性が10人に1人しかいないのは少なすぎます」
そう語るのは、AV監督の鈴木リズ氏(32)。桃太郎映像出版の広報部員で、2016年監督デビュー。
「ただ舌を使うだけでは女のコは気持ちよくなりません。舌の表面や先端を柔らかく、ときに硬くして愛撫することが大切。そして “ささやきと目線” も重要。女のコは五感で感じますから」(同)
夏希のあクン(26)もこう話す。
「恥ずかしくて自分から『舐めて』とは言わないですけど、されるのは好きです。抵抗はありません。でも、テクを見せつけるような人や、シャワーを浴びる前なのに『俺は気にしないから』と強引に舐める人もいます。それはそれでドキドキしますが……」
それでは愛は深まらない。舐める技術を極めつつ、舐められる喜びも知る鈴木監督に、女のコがマジイキする術を解説してもらおう。
まずは、日ごろから舌の筋トレを。基本の動きは上上下下左右左右→1回転だ。
「女のコにより個人差はありますが、どんなに短くても5分以上は舐めてあげましょう。感じる場所は女性によって違いますし、同じ女性でも日によって変わることもあります。性感帯を見つけるのに10分から20分かかることもふつうです」
鈴木監督の経験では、舐める時間は20分くらいがベストだという。
「女のコは女優です(笑)。感じていないのにあえぎ声を出して感じているふりをします。本気で感じているサインは、『ビクッ』の反応。それと首元に赤みがさしていたら感じています。愛液の味の変化にも注意してください。濡れ始めは酸っぱいのですが、本気で感じてくると酸味が中和されてきます。
さらに、唾液は潤滑油です。その後の挿入にもつながりますから、唾液をいっぱい出すように努力しましょう。水分を多く摂るのは効果的です。梅干しを想像するのもいいかも(笑)」
以下は極めるための8カ条だ。
(1)まずは全体を舐めるべし
(2)舌の硬度を変えるべし
(3)「ビクッ」の反応を探るべし
(4)唾液をいっぱいつけるべし
(5)20分は舐めるべし
(6)一点に集中すべし
(7)言葉責めは具体的かつ簡潔にすべし
(8)目を見ながらすべし
ただし、しつこく舐め過ぎたり、雰囲気を疎かにしてはいけないぞ。
(週刊FLASH 2017年11月7日号)