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女子アナ日下千帆の「美女は友達」雪印のOLが結婚相談所の代表になるまで

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.17 16:00 最終更新日:2021.06.17 16:00

女子アナ日下千帆の「美女は友達」雪印のOLが結婚相談所の代表になるまで

榮さん(左)と日下アナ

 

 女性のキャリアは多種多様。「美女は友達」は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。

 

 

 成婚率が60%以上という、驚異的な数字を誇る結婚相談所があるとお聞きしました。2019年7月から2021年4月までで、退会した人が15人、そのうち成婚者が10人。計算すると、なんと66%の成婚率になります。相談所の代表を務めているのが、榮喜美さんです。

 

 

 榮さんは、結婚相談所のほかに、アーキサポートセンター二級建築士事務所の代表で、さらに日本ビジネスコミュニケア士協会の理事でもあります。

 

 生まれも育ちも北海道の榮さんは、ITの専門学校を卒業後、雪印乳業に入社。2年ほど、工場見学のツアーガイドとして、見学に訪れる人たちに乳製品が製造される工程を説明していました。

 

雪印乳業時代

 

 その後、IT企業に転職し、ワープロやCADのインストラクターをしていた1996年、1度目の結婚をされました。

 

 ところが、結婚後にパートナーの目に余る浪費癖が判明。しかし、当時の榮さんは、それに対して注意もできず、常にストレスを抱えていたのです。

 

 そんな榮さんを変えたのが、心理学との出会いでした。

 

「心理学の勉強をして、初めて言いたいことが言えるようになり、楽しいことを選べるようになりました。

 

 結婚生活においても、自分にとっての幸せを選択した結果、離婚を決めたのです。

 

 離婚後は時間ができたので、新たに2級建築士の勉強を始めました。独学で10年分の過去問を毎日6時間解き続け、3カ月で合格できました」

 

 素晴らしい学習意欲とパワーですね。

 

インストラクター時代

 

 離婚後も引き続きCADインストラクターとして活躍する榮さんが2度目の結婚をしたのは、2008年でした。結婚後は、旦那様のお仕事の都合で埼玉県へ転居し、10年以上務めたIT企業を退社しました。

 

「引っ越しを機に、建築士として独立しました。2009年に『長期優良住宅の普及促進に関する法律』が施行され、補助金が出るようになったタイミングです。

 

 故郷の北海道は雪が多く、構造計算ができる設計士が多かったので、全国の工務店と北海道の設計士をマッチングさせるコーディネイトで大忙しとなりました」

 

 起業と同じタイミングで、人脈を広げるため、異業種交流会を立ち上げました。もとはビジネス上の人脈を築くお手伝いをするのが目的でしたが、意外にも恋愛や結婚の相談も多く寄せられたため、2019年に結婚相談所「ナナマリ」を設立。

 

 カウンセリングで性格診断したうえでアドバイスしていくため、後のコミュニケーションがスムーズになり、結果、60%を超える成婚率を達成しています。

 

「性格診断が入るので納得して相手を選べるようになります。女性は1年ほどで婚活をあきらめてしまう方が多いのですが、男性は素直にアドバイスを実行するのと、挫けずに継続されるため、成婚率が高いのです。

 

 今年の3月にはわずか20日でプロポーズというケースがありました。3月7日にお見合いし、両者が初対面でビビッと来たらしく、27日にプロポーズ、31日に入籍という運びになりました。

 

 このケースは、2人とも自社会員で、お互いが性格診断を理解していたため、驚く速さで結婚が決まりました」

 

 出会って20日のスピード婚なら、これはもう運命というものでしょう。今年はカトパンが結婚しましたが、来年のジューンブライドはあなたかもしれません。

 

日下千帆(くさかちほ)

 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

 

取材協力・Diamond Designers

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