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電動キックボードで都内をスイスイ!7月からはヘルメットも免許もなしでOK/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.28 16:00 最終更新日:2023.01.28 16:00

電動キックボードで都内をスイスイ!7月からはヘルメットも免許もなしでOK/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

東京駅近辺にて

 

 最近、電動キックボードに乗って、東京の街を颯爽と走る人の姿を見かけるようになりました。電動キックボードは、世界でもっとも普及している、電動・小型・1人乗りのモビリティ。 自転車のように、またいだり、ペダルをこぐ必要のない新しい乗り物です。

 

 現在、日本の法律上では「原動機付き自転車」(原付バイク)にカテゴライズされています。そのため、公道を走るにはミラーやナンバープレートの装着、ヘルメットの着用、免許の帯同など、道路交通法・運送車両法の規定を満たす必要があります。

 

 

 しかし、実証実験を経て道交法が改正されたことで、今年7月1日から、条件を満たす電動キックボードは「小型特殊原動機付自転車」に位置づけられ、今よりも手軽に乗れるようになります。16歳以上であれば、免許を持たない人でも運転でき、ヘルメットの着用も努力義務となるので、今後、一気に普及すると見込まれます。

 

 新しいもの好きとしては、電動キックボードがどんな乗り物なのか、ぜひ試したいと考えました。そこで、まずはどこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアリングサービスで試すことに。

 

 実は、自宅のそばにあるホテルの玄関前に、オシャレな電動キックボードが並んでいることに、以前から気づいていました。東京・大阪・京都・横浜で電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスを提供している「LUUP」(ループ)のポートです。LUUPは、アプリで簡単に、しかも安価で利用できます。2019年より実証実験を全国各地で実施してきたそうで、「歩くとちょっと遠い」と感じる徒歩10~30分程度の移動に便利です。

 

 会員は20代から50代までと幅広く、通勤・通学・買い物など、毎日の移動手段として利用されているそうです。たとえば、祐天寺から三軒茶屋、渋谷から六本木など、電車だと少し面倒だけど、直線で移動すると近いといったルートが人気だとか。また、週末は、友人やカップルが初めてお試しで乗ることが多いといいます。新型コロナ感染拡大の影響もあり、「密」を避けられる移動手段としても需要が高まっているようです。

 

 私の家の近所でもとても人気があり、朝9時にホテル前のポートを通ると、以前は4台あった電動キックボードがすべて出払っていました。ホテルの方に伺うと、観光客も、近所に住んでいる若い人も利用されているそうです。

 

「誰でもすぐに乗れるようになる」と謳う電動キックボードですが、両足を前後にデッキにのせてバランスがうまく取れるのか、最初から公道を走って大丈夫なのかと、乗るまでは正直不安でした。それで、人があまり通行しなくなる時間を見計らって乗ってみました。

 

「バランスを取れるかな?」という不安は、すぐに杞憂であると実感! LUUP広報担当者が仰るには、「電動キックボードは、曲がったり止まったりするときに片足をつくことが多いかと思うのですが、平行に足を置くと、その際にバランスが取りにくいかと思います。一般的には、足は前後に置いていただくほうがバランスがとれると思います」とのこと。

 

 私自身は、スーッと走る感じは楽しく、走るコツも問題なくすぐに掴めました。7月以降は最高速度20km/h以下で車道を走れるわけですが、これはとっても楽しい!

 

 小型の電動モビリティといえば、かつて「セグウェイ」が注目を浴びました。「体重移動するだけで動くなんて便利だなぁ」と感心して何度か乗りましたが、乗れる場所が限られたこともあり、買うには至りませんでした。それから10年ほどで、ビックリするほど低廉化・小型化が進みました。

 

 電動アシスト自転車でなく、あえて電動キックボードに乗りたくなるのは、さっと移動できる手軽さからでしょうか。電動キックボードは、自動車と比較すると、移動時に排出されるCO2は54分の1と、非常に環境に優しいのも魅力です。

 

 LUUPは、将来的には高齢者向けの三・四輪モビリティなど、さまざまな小型電動モビリティを導入することを目指しているようです。高齢化、少子化が進む日本にあって、今後、どのように広がっていくのか注目です。シェアリングサービスも便利ですが、5万円程度で購入し、自身で保安部品を取り付け公道で走行することもできますから、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

横井弘海

東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

( SmartFLASH )

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