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東京ゲームショー、4年ぶり開催で過熱!『FINAL FANTASY』20分試遊には大行列/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.23 16:00 最終更新日:2023.09.23 16:00

東京ゲームショー、4年ぶり開催で過熱!『FINAL FANTASY』20分試遊には大行列/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

『FINAL FANTASY』20分試遊には大行列

 

 過去最多790社が出展する国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ(以下、TGS)」が、9月21日、千葉市の幕張メッセで始まり、24日まで開催中です。

 

 リアル会場は、4年ぶりに幕張メッセの1〜11ホール、国際会議場、イベントホールの全館を利用し、YouTubeTwitterニコニコをはじめとするさまざまなプラットフォームで配信するなど、過去最大級の規模を実現。大変な賑わいです。

 

 

 初めて、TGSに出かけみましたが、会場の広さと人の多さにまず圧倒されるばかり。私なりのおすすめをご紹介します。

 

「パニシング:グレイレイヴン」で知られるKURO GAMEのブースでは、新作『鳴潮(Wuthering Waves)』をいち早く体験できるということで、長い行列ができていました。

 

 さらに奥に進むと、もっと長い行列が。こちらはビジネスデーでも30分前の貼り紙がされていました。さすが『FINAL FANTASY VII REMAKE』! 2024年2月29日の発売を前に、20分試遊できるといいます。用意された100台が並ぶ様子は壮観です。一般公開日は30分以上並ぶことが予想されますが、でも、試してみないと、です。

 

 女子の人気がやたら高かったのは、『時空の絵旅人』のコーナー。「パラレルワールド」をコンセプトとした独特な世界観を有する恋愛アドべンチャーゲーム。「時空を超えて、まだ見ぬ君へ」って、音楽を聴くだけでかなり胸キュンになります。ゲームで擬似恋愛ができてしまう時代かと感心しきり。

 

 ゲームとコラボしたファッションショーも開催されていました。グッズが欲しい人は、まず公式グッズ売場へ。なにしろ、その売れ方のスピードがハンパではありません。開催前期2日間はビジネスデーでしたが、開場してわずか1時間で売り切れたTシャツもあったほどです。

 

「特に、海外のインフルエンサーの方々がここでしか買えない限定品ということで人気になっていました。お求めはお早めにどうぞ」と、店員さんが話していました。

 

 確かに、海外からも多くのプレスやインフルエンサーたちの姿が多く見られます。会場に、ひときわ目立ってかわいい女性が歩いていました。声をかけると、綺麗な日本語を話す、その名はルキちゃん。スペイン・バレンシア出身のインフルエンサーです。

 

「日本のアニメはイマジネーション豊かで大好きです。それで日本に何度も来るようになり、今回もTGSを見てから、日本を周る予定です」とニッコリ。日本が誇るアニメやゲームの文化は、こんな海外のインフルエンサーたちの影響もあり、さらなる人気になっています。今回、ルキちゃんは、TGSについてどんな発信をするのか、興味深いです。

 

 ところで、今回、TGSのコスプレエリアが復活しています。ビジネスデーには各ブースで個性的なコスプレーヤーたちが、ゲームから抜けだしてきたかのようなポーズを取り、多くのファンの被写体になっていました。TGSは一般のコスプレーヤーたちにとっても、待ち焦がれたイベントなのです。

 

 さて、広がるゲームの世界。TGSにはゲーミングPCやゲーミング家具の展示もあれば、ゲームビジネスに新規参入する企業の展示もあります。そんななか、ゲーム人材を育成する専門学校や大学など、幅広い教育関係機関が出展する「ゲームアカデミーコーナー」で話した名古屋工学院専門学校3年生の谷下澤遥希さんの一言が胸に刺さりました。

 

 将来はゲームのプログラマーになりたいと話す彼に、「ゲームでやっていけるのですか?」と失礼な質問をすると、「同じ系統でIT関係に進めば、それはお金としてはいいでしょう。でも、やっぱりゲームが好きなのです」と、ご自分で作ったゲーム2作品を「これ僕が作ったのです」と、控えめに見せてくれました。

 

 TGSは日本の今をさまざまに映す万華鏡のよう。ゲームの世界には多くの人や技術が関わり、膨張し続けています。そして、その方々の根底に、谷下澤さんのようなゲームを愛する気持ちがある限り、さらなる発展があるのだろうと、あたたかい気持ちになりました。

横井弘海

東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

( SmartFLASH )

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