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「国民皆歯科健診」議連の中心・山田宏議員が本誌に語っていた“虫歯治療後進国”日本「銀歯は外国人にびっくりされる!」

社会・政治 投稿日:2022.05.30 21:37FLASH編集部

「国民皆歯科健診」議連の中心・山田宏議員が本誌に語っていた“虫歯治療後進国”日本「銀歯は外国人にびっくりされる!」

「歯」に関する提言の多い山田議員だが、本人は歯科医師ではない

 

 5月29日に「産経新聞」は、政府が歯科健診の国民全員への義務化を検討していると報じた。6月上旬にまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に明記するという。

 

 歯周病の放置は、糖尿病との合併症など、大きな病気の誘発に繋がるといわれ、この「国民皆歯科健診」の導入によって、医療費を抑制する狙いがある。

 

 国民皆歯科健診は、2021年6月に発足した自民党内の議員連盟「国民皆歯科健診実現議連」を中心に提言され、2021年10月の衆議院選挙では、自民党の公約にも記された。議連の中心人物は、夏に改選を迎える自民党の山田宏参議院議員だ。

 

 

 山田氏は衆議院議員を2期務めた後、杉並区長に3選。2016年に参議院議員になると、2021年12月には参議院厚生労働委員長に就任している。

 

 本誌は2020年9月、1年後に控えていた東京五輪に向け「虫歯治療」について発信を続ける山田氏を取材していた。

 

 日本歯科医師連盟の顧問を務めている山田氏は「ギラッと目立つでしょ。東京五輪で日本を訪れる外国人観光客に、どう思われるか……」と話し、虫歯治療の結果としての「銀歯」を問題視していた。

 

「かつては、歯の治療に金属を使っている国はたくさんありました。でも、いま使っているのは日本だけなんです。また、銀歯に認められる保険点数は、あまり変わっていません。値上がりのスピードに追いつかず、歯医者さんが自腹を切って、金属を用いる治療を続けている状態なんです」(以下、山田氏)

 

 日本で使われている銀歯は、金、銀、パラジウムなどを組み合わせた合金のかぶせもので、材料に使われている金やパラジウムは価格高騰が起きており、一緒に銀歯も値上がりしている。

 

「しかも、せっかく治療しても金属の一部が唾液などと反応し、イオンとなって体内に取り込まれてしまうことで、金属アレルギーを誘発するケースがあります。

 

 さらには、銀歯のかぶせものを取ると、銀のイオンで歯が真っ黒になっているケースも。虫歯ではないけど、歯が傷んでいることもあるんです」

 

 こうした問題から、山田氏は盛んに強化プラスチック「レジン」を使用した、虫歯治療の「全歯保険適用」を訴えていた。

 

 レジンは金属アレルギーが起きないが、耐久性が疑問視され、奥歯などで治療する際には保険が適用されない(金属アレルギーの患者には保険が適用される)。本当は、丈夫なセラミックを使った治療が保険適用になればいいのだが……。

 

「虫歯治療に使うセラミックの材料になるジルコニアは、とても高価で……。保険適用は、ちょっと難しいんです。レジンへの適用を、まずは、がんばらせていただきたい。五輪が無理でも、大阪万博までに。そうじゃないと、本当に外国人にびっくりされてしまいますよ」

 

 虫歯治療の“後進国”ぶりを嘆いていた山田氏。この「国民皆歯科健診」は、訴え続ける銀歯問題の解決にもつながるのだろうか。

 

( SmartFLASH )

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