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岸田首相「メガネ店通い」の上を行く松野官房長官の「メガネ偏愛」ぶり 違うフレームで連日の会見に登場

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.13 21:09 最終更新日:2022.09.13 21:51

岸田首相「メガネ店通い」の上を行く松野官房長官の「メガネ偏愛」ぶり 違うフレームで連日の会見に登場

「温厚なタイプだが、もう少し“色眼鏡”でものを見てもいいんじゃないか、ともいわれている」(内閣府関係者)/写真・時事通信

 

 7月24日、8月11日、8月31日と、3週間と空けずメガネ店に通っていることが「首相動静」から発覚し、“メガネが壊れすぎ”とネットでネタにされた岸田文雄首相。

 

 実際は、岸田首相は少しでもメガネが歪むと気になってしまう気質であること、「第28回 日本メガネベストドレッサー賞」の政界部門を受賞するほどのメガネ好きであることが、「NEWSポストセブン」の取材で明らかになっている。

 

 

 この岸田首相の“メガネ好き”報道に、「俺だって……」と内心、思っているかもしれない政権の重要人物がいる。

 

松野博一官房長官です。要職にありながら黒子的な役割ということもあり、あまり存在感がありません。ご本人も気にされているのか、メガネを頻繁につけ替えることで、自身をアピールしています。これを密かに楽しみしている職員もいます」(内閣府関係者)

 

 会見では、毎日のように違うメガネで登場する松野官房長官。本人の気合の入れようは、プロの目にはどう映っているのか。

 

 国会職員として勤務した経験があり、現在は広報コンサルタントとして、記者会見などでのリスクマネジメントをおこなう石川慶子氏に聞いた。

 

「会見を拝見すると、声が非常に滑らかで、聞きやすい印象を持ちました。服装は少しオーバーサイズで、あか抜けないところがありますが、メガネにはとても気を使われていることがわかります。

 

 メガネは、雰囲気をガラッと変える効果があるので、さまざまなメガネにチャレンジすること自体はいいと思います。ただし、会見ではペーパーを読むために顔が下向きになり、レンズと顔の隙間から字を読もうとしておられるようです。

 

 その場合、とくに縁なしのデザインだと、レンズの分厚さが目立ってしまいます。『自分が好きだから』という視点だけではなく、『相手からどう見えるのか』といった観点からメガネを選び、着こなすという視点を持っていただきたいですね」

 

 一方、官邸での松野官房長官の評判はいい。

 

「松野官房長官は、温厚で怒っているところをほとんど見たことがありません。菅義偉(よしひで)前首相が官房長官だったときは、とても怖かったですが……(笑)。

 

 ただ、松野官房長官は案件に疑問を呈さず、そのまま通ってしまうのです。職員からはもう少し“色眼鏡”でものを見てもいいんじゃないかともいわれています」(前出・内閣府関係者)

 

 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題、安倍晋三元首相の国葬と、岸田政権は難局でことごとく判断を誤ってきた。

 

「岸田首相は、高木毅国会対策委員長という存在を飛び越えて、閉会中審査に勝手に応じたものの、従来の説明を繰り返すだけになってしまいました。松野官房長官もかじ取り役としてたいへんでしょうが、いまの政権の判断は、ことごとくピントがずれているとしか思えません」(前出・内閣府関係者)

 

 メガネを取り換えるより先に、やることはあるはずだが……。

( SmartFLASH )

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