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「誕生日」を迎えた安倍元首相 「身内」自民からも国葬批判が出る中、昭恵さんを慮る声が続々

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.21 18:56 最終更新日:2022.09.21 19:05

「誕生日」を迎えた安倍元首相 「身内」自民からも国葬批判が出る中、昭恵さんを慮る声が続々

 

 9月21日は、安倍晋三元首相の誕生日だ。7月に銃撃を受けて亡くなった安倍元首相が存命であれば、68歳になるはずだった。9月27日には、国葬が執りおこなわれる予定だ。

 

 しかし、国葬への反対意見は、残り1週間を切っても過激化している。本誌が取材した無派閥の自民党議員によれば、国葬実施の方針が決まったのは、7月14日の会見の1時間前だったという。

 

 

 それほど猛スピードで決まった国葬だけに、ほころびは広がるばかり。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党の関係がたびたび報じられ、さらには、当初「2億5000万円」とされていた全体費用も、結果、6.6倍の約16億6000万円に跳ね上がったことも発表された。

 

 反対の声が強まるなか、Twitterでは「昭恵さん」というワードがトレンド入りしたことも。安倍昭恵夫人に、国葬辞退を求める声が相次いだのだ。以降もネットには、昭恵さんに対する心ない言葉も増えている。

 

「反対派の過激な意見は、政界でもあがっています。自民党の村上誠一郎元行政改革担当相は9月20日、安倍元首相の国葬について『最初から反対だし、出るつもりもない』とキッパリ。安倍氏を『財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ』とまで言い切りました。

 

 Twitterで欠席を表明している立憲民主党の辻元清美参院議員も同日、『ABEMA Prime』に生出演し、『こんな形にぐちゃぐちゃになっちゃって、安倍さんも気の毒じゃないかなと思いますね。政権の判断ミスで』と、国葬について指摘。

 

 そんな中、『昭恵さんの胸中に配慮を』という声も上がっています」(全国紙記者)

 

「国葬と昭恵夫人」をめぐっては、『R-1ぐらんぷり2013』王者の芸人・三浦マイルドも《国葬に反対する事は咎めないですよ。ただ国葬に出席しない事をわざわざツイートするのが遺族の気持ちを蹂躙してるのではないかと苦言を呈してるのですよ》(9月15日のツイートより)と、持論を展開している。

 

 エスカレートする反対派に、昭恵さんを慮る声が多く寄せられている。

 

《辻元さんとかも言いたい放題言うし、欠席することはなんとも思わないけど、昭恵さんこそ『気の毒』。遺族への配慮が全く無い》

 

《国葬の是非はしっかり問うべき。しかし、昭恵さんの心を思うと切なくなる》

 

 本誌は、内閣や自民党幹部が、安倍元首相の死後、すぐさま『国葬に』と口にしたものの、昭恵夫人の意思を確認していなかったこと、そもそも安倍家が国葬に難色を示していることについても報じている。

 

 昭恵夫人本人の胸中はいかばかりか――。

( SmartFLASH )

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