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「暴言大王」麻生太郎氏が会合で「余計な発言に注意を」SNSでは「お前がな!」と総ツッコミ
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.21 16:40 最終更新日:2022.10.21 16:45
10月20日、自民党の麻生太郎副総裁は麻生派の会合で、「余計な発言」に注意をうながした。
自民党の石井準一参院議院運営委員長が「野党がだらしない」と発言し、野党の反発を受けて10月19日に謝罪・撤回したことを念頭に「例の余計な発言をした参院議運の話みたいにならないようにお願いする」と述べたという。時事通信が報じた。
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この記事はSNSで急速に拡散され、ツッコむ声が相次いだ。
10月21日、タレントのラサール石井は自身のTwitterにこの記事を張りつけたうえで《ツッコむ者はいないのか》とツイート。自民党の平将明衆院議員も同じく、《麻生先生も含めて、みんなで注意》とツイート。SNSではほかにもこんな声が相次いだ。
《誰に注意されたとしても暴言大王「麻生太郎」にだけは言われたくないはず》
《「おまえがな!」って突っ込まれるのを望んでいたはずだ》
《余計な事言ってる連中の親玉が麻生太郎 じゃないか。本人は自覚がまるでないんだな》
《いやいや一番気をつけないといけないのはアンタ》
なかには《残念だなぁ、1番アバれてほしいのに》と残念がる声もあった。
首相時代から失言、言い間違いが多いことで知られる麻生氏だが、エピソードは最近でも続いている。
2019年2月には、地元の福岡県芦屋町で行った国政報告会で、少子化問題に関連して「子供を産まないほうが問題だ」と発言し謝罪に追い込まれた。
2020年6月には、参院財政金融委員会で、日本の新型コロナウイルスによる死者数が欧米諸国より少ない理由を「国民の民度のレベルが違う」と述べ、翌日「(他国を)おとしめるというのは違う」などと釈明する事態に。
2021年10月には、衆院選の応援演説で訪れた北海道小樽市で、「温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった」と発言。この発言に関しては、直接の謝罪などはおこなわれていない。
今回、「余計な発言」に注意をうながしたのは、自分への戒めか、それとも過去にそうした発言をした意識が薄いのか。麻生氏がいま「暴言」を発すれば、自民党がさらに追い込まれることだけは間違いなさそうだ。
( SmartFLASH )