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岸田文雄首相“更迭”の次の一手「山際、萩生田、下村を公認せず」も辞さず…統一教会問題で空いた穴を埋める「元首相」とは?

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.26 06:00 最終更新日:2022.10.26 06:00

岸田文雄首相“更迭”の次の一手「山際、萩生田、下村を公認せず」も辞さず…統一教会問題で空いた穴を埋める「元首相」とは?

“攻めの姿勢”で臨んだ今国会だが、統一教会問題に加えて、物価高も続き、岸田首相は頭を抱える場面が多い(写真・長谷川 新)

 

 狭い委員室。目の前で、「記憶にございません」と、繰り返すだけの山際大志郎元経済再生担当相(54)を見て、岸田文雄首相(65)は、何を思ったのかー。伏し目がちになったり、虚空を見つめたりと、落ち着かない様子だった。

 

統一教会問題は、想定以上に世論のバッシングが収まる気配がない。もともと首相は『安倍晋三元首相の国葬が終われば落ち着くはず』という読みでしたが、その目論見は外れて、支持率が低下するばかり。首相はここにきて、『教団への解散命令はやらないとダメだ』と、かなり前向きになってきました」(官邸関係者)

 

 

 ようやく出てきた岸田首相の“次の一手”が、史上初の宗教法人への「質問権」行使だ。しかし、それで得られた国民からの好感も旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の韓鶴子総裁との接点を追及され続ける山際氏の存在によって、一瞬で霧散しそうな気配。

 

 10月17日の衆院予算委で「私自身は知る限り、旧統一教会とは関係を持たずに政治活動をおこなってきた」と語った岸田首相にとって、この3カ月はもどかしかった。

 

「岸田政権にとって痛手だったのは、党、内閣の中枢にも問題議員がいたことです。『教団の名称変更問題』などで追及された下村博文氏。7月の参議院選挙の公示直前に、生稲晃子氏を連れて教団施設を訪れていた萩生田光一氏。そして、閣僚だった山際氏。いわば、“統一教会3兄弟”といえるこの3人をはじめとする問題が、断続的にクローズアップされてきました」(政治部記者)

 

 10月20日には、教団と一部の自民党議員の間で「政策協定」が署名付きで結ばれていたという“新事実”が飛び出した。「政策協定」を結ぶことで、教団から強力な選挙支援を受けていたとみられている。

 

「統一教会は明らかに、やけっぱちになっている。今後も、政権が把握してない自民党議員の“火種”が出てくる可能性があります。そこで、岸田首相は『身内の議員に対してもかなり厳しい態度を取らなければならない』と思い始めています」(自民党関係者)

 

 それは、旧統一教会との関係が深い議員を、次の選挙で公認しないというものだ。

 

「9月に自民党が公表した、200人近い“関係議員”全員の公認取り消しは現実的ではありません。“マザームーン発言”の山本朋広氏や、賛同会員だった井上義行氏、山際氏といったズブズブ組はもちろんのこと、『教団からヒト、モノ、カネの支援を受けていた議員は公認しない』という線引きを考えているようです。先の報告書をもとに照合すると、萩生田氏、下村氏も、その範囲に入ってきます」(同前)

 

 岸田首相に近い自民党議員は、こう話す。

 

「総理はこのところ、週末になると“勝負メシ”のステーキを食べるんです。なぜかといえば、月曜日に各紙世論調査の結果発表があるから。憂鬱なのか、少しでも気合を入れたいのでしょう」

 

 “危険水域”とされる30パーセント割れとなった岸田内閣の支持率。浮上のためには、思い切った「ウルトラC」が必要かもしれない。現職議員の多くを失うことは自民党にとって痛手だが、その穴を埋める仰天プランがあるという。

 

「野党から呼び込むんです。立憲民主党内部では今、リベラル系と保守系との溝が深い。その保守系の筆頭が、安倍元首相の追悼演説を務める野田佳彦元首相。野田氏に近い立憲議員なら離党にも応じるだろうと、自民党は踏んでいます。“野田王国”と呼ばれるほど影響力を持つ地元・千葉県は、衆議院の10増10減で“増”の恩恵を受けます。自民党入りにともない“国替え”となっても『野田さんのいる千葉ならいいか』と思う議員も多いでしょう」(前出・自民党関係者)

 

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( 週刊FLASH 2022年11月8日号 )

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