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小池都知事のタートルネック推進に西新宿で「5人に1人」増殖報告…コロチキ・ナダルにならない着こなし方は?
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.22 20:30 最終更新日:2022.11.22 20:30
11月18日、都庁でおこなわれた定例会見で、小池百合子都知事(70)は「首のところを温めると、防寒効果が高いと言われております」と話し、都民に対して、タートルネックの着用を呼びかけた。
1カ月ほど前からフランスのマクロン大統領がタートルネックを着用し、ロシアによるウクライナ侵攻で高騰する暖房費の節約を強調するなど、欧州では広がりを見せている “タートルネック政策”。
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都庁担当記者はこう話す。
「タートルネックの件は、事前に(記者クラブの)幹事社に対して都から説明がありました。なので、思いつきで言ったわけではありません。
コロナ感染第8波の到来が確実な状況のなかで、東京都独自の具体的な対応策をまだ打ち出せていない。小池都知事としては、窮余の一策として出したのでしょう」
週が明けた11月21日、都庁周辺にはタートルネック姿の都庁職員が目立ち始めた。小池都知事の “陣頭指揮” が機能している証拠だろう。
都庁職員がよく昼食で訪れる西新宿の飲食店店主も、こう目を丸くした。
「これまでほとんど見かけなかったタートルネック姿の男性職員が、5人に1人はいる感じでしたね。ただ、着慣れていないのか、食事中に『暑い、暑い』とぼやいていた職員もいました。職員のなかには、『まるで(コロコロチキチキペッパーズの)ナダルだ!』と自嘲して登庁する職員もいたそうです」
小泉純一郎内閣で環境大臣を務めたころは、「クールビズ」の旗振り役だった小池都知事。そのムーブメントはすっかり定着したが、今回のタートルネックによる「ウォームビズ」は定着するのか。
「タートルネックの着こなしで、ナダルさんと同じになることは避けるべきでしょう」
こう話すのは、ファッションスタイリストの稲田一生氏だ。
「つまり、太い糸を使用した『ローゲージ』『ミドルゲージ』で、縄目のような『ケーブル編み』の白いニットと、デニムを組み合わせるのは絶対にNGです。
もともとタートルネックはドレスシャツ(ワイシャツ)の次にフォーマルなので、オフィスカジュアルには適した服装です。それを生かすために、細い糸を使用した『ハイゲージ』で無地のもの。色は黒、グレー、ネイビー、白あたりを揃えるべきでしょう。
これにスラックスなら、少なくともナダルさんには見えないです。
もう少しおしゃれに決めたいなら、首元を二つ折りにせず、下からドレスシャツを覗かせるテクニックもあります」(稲田氏)
やっべぇぞ! な着こなしは避けたいところだ。
( SmartFLASH )