11月27日の夜11時22分、岸田文雄首相は、サッカーW杯でコスタリカに0対1で敗れた日本代表に向けて、自身のTwitterにこう書き込んだ。
《惜しくもコスタリカ戦では勝点を積み上げることはできませんでしたが、森保監督、選手の皆さん、スタッフの皆さんの奮闘を讃えたいと思います。まだ次があります。スペイン戦での勝利を期待しています! がんばれ日本》
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岸田首相は、23日の日本対ドイツ戦では、試合がハーフタイムに入った夜11時に、自身のTwitterで《宮中に参内し、新嘗祭神嘉殿の儀に参列いたしました。厳かな空気の中、五穀豊穣に感謝の念を捧げるとともに、皇室の弥栄と国家の安寧をお祈りいたしました》とツイートし、SNSでは《ワールドカップ初戦の時間にこれつぶやかなくても》《サッカー見ろ》という声があがっていた。
その反省からか、翌24日朝には官邸で記者団の取材に応じたうえ、自身のTwitterに夜11時55分にこう書きこんでいた。
《昨日私もテレビでサッカーW杯日本対ドイツ戦を観戦しました。チーム力、個々の力、監督の采配、そうしたものが発揮された素晴らしい試合、素晴らしい勝利でした。次のコスタリカ戦に向けて弾みを付け、そしてぜひグループリーグ突破に向けて前進して頂きたいと思います》
今回の日本対コスタリカ戦では、試合終了後、タイムリーにツイートしたわけだ。だが、岸田首相の「まだ次がある」発言には、SNSでツッコミの声が殺到した。
《サッカーはな》
《首相には次無さそうやけどな》
《次の辞任ドミノならありそうだけどね》
《確かに辞めたのは三人。交代は5人までは許されてはいるが》
《あなたは崖っぷちだけどね》
11月26、27両日に共同通信社が実施した全国電話世論調査では、岸田内閣の支持率は33.1%で、前回調査から4.5ポイント下落し、過去最低を更新した。サッカー日本代表と同じく「まだ次がある」と言えるのか。岸田首相も崖っぷちだ。
( SmartFLASH )