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立民最年少女性候補が離党&自民から岐阜県議選に出馬報道「節操がない」「理解できる」SNSは大紛糾
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.06 15:43 最終更新日:2023.01.06 15:49
1月5日、2021年の衆院選岐阜5区で立憲民主党から出馬した今井瑠々(るる)氏が、自民党の推薦を得て今春の県議選に立候補する意向を固めたと、複数のメディアが報じた。
「岐阜新聞」によると今井氏は、立民の党勢や組織力への不安や不満、衆院選で選対本部長を務めた元参院議員の山下八洲夫氏の不祥事発覚などにより、自民党入りの模索を始めたという。
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今井氏は、現在は立民の岐阜5区総支部長であり、県連副代表を務めている。
「2021年の衆院選で、小選挙区では当時25歳の全国最年少候補として、自民党のベテラン・古屋圭司氏に挑み、敗れたものの善戦。『政治に若者の声を』と訴える姿には反響も多く、メディアで取り上げられることも多かったです。立民の象徴的存在のひとりだっただけに、今井氏が離党の方針を固めたことに、永田町では波紋が広がっています」(政治担当記者)
日本維新の会の音喜多駿参院議員は、1月5日、自身のTwitterにこう書きこんだ。
《ひょえー、仁義なき人材の獲得競争。引き抜かれた側は痛いですが、そうなる事情があったのでしょうね…》
立憲民主党の塩村文夏参院議員は1月6日、自身のTwitterで理解を示した。
《これまで不安だったと思います。今回の決断、苦しんだと思います。国政を目指す優秀な若手が相次ぎ岐阜は離党した現実を、前選対副委員長として重く受け止めています。その上で、今井さんの決断を尊重し、今後も政治の舞台で活躍して欲しいと願っています。応援しています》
Twitterでは今井瑠々氏の名前がトレンド入り。落胆する声とともに、今井氏を批判する声が多く上がった。
《なんでよ…これ…あぁ…もう…無理…絶望…》
《節操がない…酷い裏切り…》
《立民から自民に鞍替えとは‥‥理念など最初から無かったんでしょうね。自分を勝たせてくれる党に就活みたいな感覚で頼ってるって感じです》
一方、今井氏の離党に理解を示す声も上がっている。
《理解できる 日本は自民党(与党)の中で政権交代してる 何でも反対ではなく,党内では“前向き”な戦いがあるから 若い人は合理的》
《冷静に考えると26歳女性に80歳の犯罪者の尻拭いをさせる状況って、単純に罰ゲームだよね。まあ立憲離党→自民入りは仕方ないよ》
《現在の立憲民主党なら見限られるのも仕方がないでしょう。ロクでもない高齢者が岐阜県連では権勢を誇っていたようですし、若年女性として嫌な思いをしたこともあるのでしょう》
今井氏は近く立民県連に離党届を提出し、8日に岐阜市内で県議選出馬の記者会見を開く予定だという。有権者への説明責任を期待したい。
( SmartFLASH )