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立民・泉代表「身を切る改革で維新と連携」発言に強まる反発「裏切り行為」「本当に見損なった」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.09 19:29 最終更新日:2023.01.09 19:51
1月8日、立憲民主党の泉健太代表が、NHK『日曜討論』に出演し、岸田内閣が防衛力増強や少子化対策で増税を検討していることを問題視。1月23日に召集される通常国会について、「課題は歳出改革だ。予備費も基金も膨らんだ。それだけでも相当な無駄を削減できるし、国会議員の身分も、もっとスリム化を考えなければいけない」と語った。
日本維新の会との連携については、「なんでもかんでも増税を先に言うのではなく、歳出改革、国会議員の身を切る改革にまず優先して取り組むという意味で、大きく連携できるのではないか」と、維新のキャッチフレーズ「身を切る改革」をあげたうえで、「役所の無駄遣いを両党で協力して見つけ出したい」との考えを示した。
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俳優の松尾貴史氏は、1月9日、自身のTwitterにこう書きこんだ。
《泉氏はトロイの木馬なのでしょう。こんな人物を代表に選んだ時点で立憲は終了しています》
SNSではほかにも、泉代表の「身を切る改革で維新と連携」発言に対する批判が殺到した。
《他党のキャッチフレーズを口にする野党第一の代表》
《これは立憲民主党議員の総意ですか? 衆議院議員選挙で反自民反維新から立憲に投票した有権者を裏切る行為ですね》
《立憲民主には完全にだまされた。裏切り者。有権者に票を返してよ》
「泉代表は、2022年10月にも、憲法論議をめぐる日本維新の会との関係を『決定的な対立ではない』と発言し、物議を醸しています。
昨秋の臨時国会で、両党は計8項目の政策合意を結んで『共闘』。旧統一教会問題を受けた被害者救済新法の成立など、一定の成果を得ました。
泉代表は、『野党が力を合わせて、与党のおかしいところを是正していくことは大事だ』と、23日からの通常国会でも『共闘』する意向を示しています。
ただ、4月の統一地方選で両党候補が激突することは避けられません。維新のキャッチフレーズ『身を切る改革』を使って連携をアピールする泉氏には、『共闘』をどこまで本気でやるのか、疑問視する声も党内外から上がっています」(政治担当記者)
立憲民主党をめぐっては、2021年の衆院選で同党から全国最年少の25歳で出馬し、落選した今井瑠々氏の離党が物議を醸している。
今井氏は、同党の岐阜5区支部長として活動していたが、1月8日に離党届を送付。自民党の推薦を受け4月の県議選に出馬するという。泉代表は「期待をかけて資金的にも毎月支援していた。そうしたなかで他党と接触して道を敷こうとしたのであれば背信行為」として、処分する方針を明かした。
SNSでは、今井氏への処分を引き合いに出し、泉代表の辞任を求める声もあがっている。
《自民党に寝返った今井るる議員に対して「背信行為」と言った泉代表だが、維新との連携も立憲支持者にとって背信行為。立憲はもう野党でなく、維新同様に「ゆ党」。本当に本当に見損なった》
《落選して他党いくヒトに「処分」ってのも何だかな~。元々「政治の道から外れた」のは立憲民主党で、本人はマトモな政治の道に戻ろうとしてんじゃないの?》
泉代表は『日曜討論』で、次期衆院選について「150の小選挙区で勝利できる環境をつくりたい」とも述べている。維新と「共闘」して実現可能なのか、党内で議論を深めるべきだろう。
( SmartFLASH )