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北九州振袖墨汁事件、容疑者男が「憧れあった」と供述 本誌が入手していた「女装コスプレ写真」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.02.14 18:00 最終更新日:2023.02.14 18:00
福岡県北九州市で「二十歳の記念式典」が開かれた1月8日、女性の振り袖に、墨汁とみられる液体がかけられる被害が続出した。1月24日、器物損壊の容疑で逮捕されたのは、平井英康容疑者だ。逮捕当初、捜査関係者は本誌にこう明かしていた。
「コンビニの防犯カメラの映像から、平井容疑者が捜査線上に浮上し、逮捕に繋がりましたが、本人は犯行を否認しています。同様の事件が式典の会場付近で11件発生しており、関連を調べています」
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しかし、状況は一転。2月13日、平井容疑者は「振り袖に憧れがあった」などと容疑を認める供述をしていることが、「RKBニュース」によって報じられた。警察は、別の女性の振り袖にも墨汁をかけたとして、14日に平井容疑者を再逮捕した。
犯行現場のコンビニ従業員は、事件当日の様子を本誌にこう語っていた。
「トイレを使った振り袖姿の女性が、お母さんと一緒に店の外から慌てて戻ってきて、『おしぼりを貸してください』と言うんです。何事かと思ったら、トイレ前や手洗いのところがひどく汚れていて、黒い液体が入口のところまで点々と滴った跡がありました。見ると、彼女の振り袖の内側まで黒い線が走っているんです。犯人は、相当近づいてかけたんでしょうね。晴れの日にこんなひどいことをするなんて……許せません」
平井容疑者の逮捕に驚きを隠せないのは、彼が所属していた合唱団仲間のA氏。当時、本誌はA氏に話を聞いている。
「逮捕の3日前にも、普通に練習に来て最前列で歌っていたので、一報を聞いたときは『まさか』と思いましたよ。そのときもふだんと変わらない様子で、1月末のコンサートに向けて熱心に練習していました。本番前は自主練をしてくるような、真面目な人でした。数年前、病気で入院したことがありましたが、そのときも『早く歌いたくてたまらない』と言っていたほどでした」
大学でもコーラス部に所属し、高校では自ら部を立ち上げたほど、合唱に熱を入れていたという平井容疑者。しかし、別の合唱仲間であるB氏は、彼の意外な一面を明かしていた。
「2019年のハロウィンパーティで、セーラー服に猫耳をつけて女装していた姿が印象に残っています。SNSにも、『知り合いの子から女装しても似合うんじゃない?とハロウィンのコスプレで女装をしました笑』という文言に笑顔の絵文字をつけて、アプリで加工した写真を投稿していました。同じ時期に、女装しているプリクラ写真もSNSで見たことがあります。彼は髪の毛を長く伸ばしていて、つやつやなんです。『きれいですね』と褒めたら、すごく嬉しそうにしていました」
本誌も、平井容疑者の女装写真を入手している。前出の合唱団仲間・A氏は、平井容疑者の動機について、本誌にこう述べていた。
「合唱団にも20歳前後の女性はいますが、彼が仲よくしてるところは見たことがありません。交際相手もいなかったと思います。物静かで奥手な性格に見えました。男性にも特段、仲がいい人はいなかったんじゃないかな。振り袖という装いや成人式という晴れ舞台に、何か、ねたみに近い思いがあったのかもしれません……」
「憧れ」という言葉の裏には、A氏が言うところの“ねたみ”があったのだろうか。
( SmartFLASH )