ガリ直食い少年、叔父の「店員に感謝された」発言が報じられてツッコミ殺到「世間とのズレ感じて」

 

　2023年になって、SNS上で何度も炎上を繰り返している “飲食テロ”。2月に発覚した「ガリ直食い」動画は、富山県内で大きな騒ぎとなっていた。

 

　発端となった動画は、回転寿司「はま寿司」店舗で、男性が使用済みの箸を使い、容器から直接ガリを食べる様子を撮影したもの。男性が、富山第一高校サッカー部のジャージを着ていたことから、ネット上ではすぐに身元が特定された。

 

　本誌が2月に取材した段階では、富山第一高校の保護者は、

 

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「ガリ直食いをしたと見られる生徒が所属するサッカー部は、現在、活動休止中です。本人も学校に来ていないみたいです」

 

　と語っていた。さらに、学校に寄せられた大量の抗議電話によって、事件を担当することになった教員も疲弊。学校関係者は、

 

「『どちら様ですか？』と相手の身元を確認しようとすると、ガチャっと切られるんですよ。もちろん、うちの生徒が起こした行動ですし、『はま寿司』さんはじめ世間のみなさまには本当に申し訳ないとは思います。でも、それにしたってまるで嫌がらせのような電話が続くと、こちらも疲弊しますよ」

 

　と苦労を嘆いていた。

 

「同時期に、回転ずしチェーン『スシロー』で、共用のしょう油差しを舐める、通称 “寿司ペロ少年” の動画が話題になったこともあり、このガリ直食いも大炎上しました」（事件担当記者）

 

　そんななか、4月12日に「NEWSポストセブン」が、ガリ直食い少年の叔父のコメントを報じている。叔父は、今回の事件は「スシロー」の件とは別であるという認識を示したうえで、

 

《店員さんが（男子高校生がガリを食べることを）確認していたと聞いているんです、（ガリを）完食して。『ありがとうございました』と（言われた）》

 

　と、甥がガリを完食したことで、店員から感謝されたと訴えたのだ。さらに《正当性はない》としつつ、動画を《自分であげたわけでもない》と甥を庇うような発言を重ねた。

 

　この叔父の発言に対して、ネットでは4000件近いコメントが殺到し、

 

《単なる言い訳なら、見苦しき事この上ない》

 

《店員の反応で無かった事になるとは思えない》

 

《そもそも容器から直接食べる必要性は無い》

 

《叔父さんも少しは、世間とのズレを感じて下さい》

 

　と批判する声であふれている。

 

「確かに身内としては、なんとか庇いたい気持ちもわかりますが、店員が『ありがとうございました』と言ったからといえ、迷惑行為が許されるわけではありません。少年の事件が徐々に忘れられてきたころに、再び火をつけてしまいました」（同）

 

“ガリ完食少年” が深く反省していることを祈るばかり。

( SmartFLASH )