社会・政治
岸田翔太郎氏「首相公邸で“悪ノリ撮影”」に集まる批判 同級生が語っていた「真面目」イメージ大崩壊
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.05.24 20:32 最終更新日:2023.05.24 21:53
岸田文雄首相の長男で、政務担当の首相秘書官を務める岸田翔太郎氏(32)が、またやらかしてしまった。
5月24日の「文春オンライン」によると、翔太郎氏は2022年末に首相公邸で忘年会を開き、その際、賓客を招く公的なスペースなどで写真撮影に興じていたという。報道によると、この日は岸田家の親戚あわせて10人以上が首相公邸に集まり、忘年会が開かれたという。現在、岸田首相は公邸で、翔太郎氏と2人で暮らしているため、参加者は「“親戚の家に遊びに来た”というノリだったのでしょう」と、翔太郎氏の知人が語っている。
さらに、岸田首相のおい、つまり翔太郎氏のいとこに当たる人物が、赤じゅうたんの敷かれた階段に寝そべっている写真や、閣僚がひな壇に並ぶ様子を真似した写真もあるという。首相公邸は、総理大臣が能率的に職務を遂行するための施設で、高額な税金が維持費として投入されており、翔太郎氏の常軌を逸した写真撮影に批判が集まるのは必至だ。
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翔太郎氏といえば、これまでも、1月9~15日に欧州・北米5カ国を歴訪した首相に同行した際、大使館の公用車に乗り、パリやロンドンの観光地などをめぐってお土産を購入していたことが問題視された。
そんななか、本誌は2023年4月18日号で、翔太郎氏の学生時代のエピソードを、同窓生に取材している。
「報道で書かれているような人間ではまったくない、とだけはまず言いたい。とても真面目でいいヤツですよ」
そう証言したのは、翔太郎氏とともに地元広島の名門・修道中高に通った同級生のS氏。学部こそ違えど、同じ慶大に進学した。別の修道高時代の同級生・K氏もこう語る。
「クラスの中心にいる感じじゃなかったですね。目立たない存在でした。政治家の息子というのは、もちろん知っていましたけど……」
慶大時代は、翔太郎氏と同じ修道高出身で、現代政治理論を専門にする河野武司教授のゼミに入った。同じゼミで1期下の女性、Mさんは当時、本誌の取材に
「河野先生のゼミは就職に強いのと、雰囲気が緩いことで知られていました。岸田先輩は 『キッシー』 と呼ばれていたんですが、あんまり印象がないんです(笑)。キッシーさんはゼミ生を引っ張っていくタイプじゃなく、隅っこでシュールなひと言をボソッと呟く感じでした。見かけはチャラくても、根は真面目な人だと思います」
と語った。2012年12月16日投開票の衆院選では、父を手伝うため、翔太郎氏はゼミ合宿への参加をドタキャンしたこともあったそうだ。
「私が入る前年の話ですが、先生がみんなの前で、キッシーさんをかなり厳しくしかったそうです。それから、『親父の鞄持ち』とからかわれても、言い返せない心優しき先輩でした。政治家に向いてるのかなぁ(笑)」(Mさん)
学生時代を知るものはみな、そろって「生真面目で心優しい」と素顔を評する翔太郎氏。今回の“悪ノリ”は、そんなイメージを崩壊させるものになってしまったようだ。
( SmartFLASH )