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「3度も選挙応援に行っておいて」小池百合子都知事が風邪で公務キャンセル…都知事選は「日本保守党から刺客」報道も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.20 16:00 最終更新日:2023.10.20 16:00

「3度も選挙応援に行っておいて」小池百合子都知事が風邪で公務キャンセル…都知事選は「日本保守党から刺客」報道も

 

 東京都の小池百合子知事が風邪のため、10月20日の定例会見をキャンセルした。翌21日に予定されていたイベント出演なども欠席する。

 

 小池知事が公務を休むのは、2023年5月以来。東京五輪パラリンピック新型コロナウイルス対応などに追われた2021年には、6月と10月に入院している。理由はいずれも「疲労のため」だった。

 

「2021年に2度の入院をした際には重病説も飛び交った小池氏ですが、その後は至って元気です。この10月に入ってからは、都議会などの公務をこなしているほか、15日に投票がおこなわれた東京都議補選の東京ファーストの会公認候補のため、3度も立川に行き応援演説をおこなっています。

 

 

 元気とはいえ、もう71歳。さすがに疲れが出たのでは。以前はTwitter(現X)やInstagramなど、SNSで積極的に発信していましたが、2023年になってから一度も更新されていないことも気になります」(週刊誌記者)

 

 小池氏が応援した候補は初当選を果たしたものの、SNSには

 

《#選挙ファースト 選挙が命の知事は、都議補選で立川に3度も応援に行き体力・気力を使い果たしたのか?その結果、公務はキャンセルですか?》

 

 と、皮肉る声も。

 

「立川市の東京都議補選の結果、都議会では小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会と自民党の会派人数が並び、第1会派へと返り咲きました。所属議員に不祥事や造反が相次ぐなど、都ファに以前ほどの勢いはないとはいえ、小池氏の神通力はまだまだ通じるということかもしれません。

 

 かつては国政復帰を狙う動きもあった小池氏ですが、年齢的にもそれはあきらめ、いまは2024年7月予定の都知事選に出馬するとみられています。2016年は44%、2020年には60%と、圧倒的な得票率を誇るだけに、出馬すれば3選の可能性は高い。

 

 2020年には独自候補擁立をあきらめた自民党ですが、都知事選まで1年を切ったいまも、動きが見えません。よほど強力な候補を立てなければ小池氏には勝てないわけで、慎重になるのも当然でしょう」(同前)

 

 そんななか注目を集めているのが、作家の百田尚樹氏が立ち上げた政治団体『日本保守党』だ。9月30日から党員募集を始めたばかりだが、10月20日時点で党員は5万人を超えた。Xの公式アカウントのフォロワー数は31.7万で、自民党(広報)の25.1万、立憲民主党の18.8万をはるかに上回っている。

 

 10月18日には、結党後初の街頭演説が名古屋駅前で開かれ、SNSでも驚異的な人数が集まったと話題になっている。

 

 そんな日本保守党が、次の都知事選に目玉候補を送り込むのでは――との見方もある。10月18日の「東スポWEB」は、百田氏が党の事務総長を務める有田香氏を都知事選に送り込むことを示唆、と報じている。有本氏は著書「『小池劇場』が日本を滅ぼす」(幻冬舎)などで、小池都政を厳しく非難してきたジャーナリストだ。

 

 1年後、東京は、「小池劇場」はどうなっているのだろうか。

( SmartFLASH )

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