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「言うだけ番長」前原議員、離党否定の6日後に離党…ドヤ顔で「志を固めた」宣言するも「政党助成金が目当てだろ」冷めた声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.01 18:30 最終更新日:2023.12.01 18:35

「言うだけ番長」前原議員、離党否定の6日後に離党…ドヤ顔で「志を固めた」宣言するも「政党助成金が目当てだろ」冷めた声

会見する前原氏

 

「新党名は『教育無償化を実現する会』です」

 

 11月30日、国民民主党前原誠司代表代行が、記者会見で「志を固めた」として5名の国会議員と新党結成を表明した。

 

「前原氏は『非共産、非自民』勢力の結集による政権交代を目指すと宣言しました。

 

 

 教育無償化は日本維新の会の看板政策ですから、維新の会に秋波を送ったことは間違いありません。連携はもちろん、将来的に合流もあり得ます。

 

 実際、前原氏は、会見の前日に日本維新の会の馬場伸幸代表と面会していますし、馬場代表も『前原氏とスクラムを組んで頑張っていきたい』と新党結成を歓迎していました」(政治担当記者)

 

 それにしても――前原氏は、11月24日の衆院本会議では国民民主党の方針に従い、政府の2023年度補正予算案に賛成。同日午前、一部で『離党の意向』と報じられたことに対し、自身の「X」(旧ツイッター)で《補正予算の賛否を理由に、重大な政治決断をすることはありません。本人に確認することなく、この様な記事を書くとは。誤報です!》と反論していたのだが、わずか6日後に離党を宣言したことになる。

 

 かつての民主党関係者がこう指摘する。

 

「前原氏は、見た目と違って意外に政局好きなんです。所属した政党も1993年の衆議院選挙で初当選したときは日本新党、それから無所属になり、新党さきがけ、民主党、民進党、希望の党、国民民主党とかなり多いですね。

 

 思い込むと、周囲の声に耳を傾けないこともあります。民主党代表だった2006年には、偽造メールに党が騙された『偽メール問題』がありました。当時、前原氏は陣頭指揮を執りましたが、結果的に真実ではなかったため代表を辞任。危機管理と統治能力の不足が指摘されました。

 

 民進党代表だった2017年10月の総選挙では、小池百合子東京都知事が率いる希望の党との合流を決断して、党は分裂。大敗北を喫しています」

 

 また「言うだけ番長」という、ありがたくないあだ名もある。

 

「民主党の政調会長のときにつけられました。政策通なので次々に構想をぶち上げますが、根回しが苦手なこともあり、ほとんどの政策が実現しなかったのです」(前出・政治担当記者)

 

 さらにSNSでは、「どうせ、政党助成金目当ての新党結成だろ」と冷ややかな声もある。

 

 総務省のホームページでは、政党交付金のおもな交付対象として「国会議員5人以上を有する政治団体」をあげ、「政党交付金の額は、毎年1月1日を基準日」としている。そのため、これまでも、年末に「駆け込み新党結成」が多く、国民からは厳しい声があがっていたのだ。

 

 今回の「前原新党」にも、ニュースサイトのコメント欄には

 

《5名で政党助成金なんて渡すなよ。金目当てだろ。無所属を無理やりひきこんだな》

 

《自らは今回の予算案に賛成したのでは? まったく理解不能です》

 

《昔からスタンドプレーが多い前原さん。目立つのが好きなんだな。国民民主は支持しないが、前原新党はもっと支持しない》

 

《代表選で負けたら3人引き抜いて、政党交付金年末駆け込み新党》

 

 など寒風吹き荒ぶ書き込みが目立っていた。「言うだけ番長」の汚名返上はなるだろうか。

( SmartFLASH )

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