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「恨みがあった」役場突入男の恵まれた私生活「愛車はアウディ」「助手席に美女」「家事はすべて母」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.11 06:00 最終更新日:2023.12.11 06:00
平日の昼間に、けたたましく鳴り響くサイレン音ーー。
2023年12月6日、茨城県の日立市役所前広場と東海村役場に連続して“暴走車”が突っ込み、男女3人が重軽傷を負った。警察は、車を運転していた益子泰容疑者(53)を建造物損壊容疑で逮捕。益子容疑者は取り調べに対し、「(1999年に起きた)JCO臨界事故が原因で体調が悪化した。東海村と日立市に恨みがあった」と供述している。
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益子容疑者と同じアパートに住む女性が、事件前の彼の暮らしぶりを明かす。
「数年前に父親が亡くなってからは、同じアパートで暮らす母親の部屋にご飯を食べに通っていました。掃除や洗濯など、家事全般を母親にやってもらっていたようです。息子さんは片足を引きずっていて、これまでに数十回も救急車を呼ぶほど体調が悪く、働きにも出てはいませんでした」
仕事もせず、家賃約1万円のアパート暮らし…。一方で、益子容疑者は「恵まれていた」と語るのは、近所に住む高齢男性だ。
「彼は、なぜかお金は持っていたみたいなんだ。役場に突っ込んだ車はアウディだったし、その前はクラウンに乗っていたからね。あと、事件の10日ほど前、助手席に髪の短い40代くらいの美人が乗っていたのを見たよ。嫁さんでもできたのかなと思っていたんだけど、部屋から喧嘩する大声と何かを投げつける音が聞こえてね。そんな矢先の事件だった」
“暴走”に駆り立てた動機はなんだったのか。捜査の進展が待たれる。
写真・梅基展央