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「恥も外聞もなさすぎ」世襲批判の立憲が「三木武夫氏の孫」擁立「行き当たりばったり」党運営に集まる痛烈批判

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.05.10 17:02 最終更新日:2024.05.10 17:28

「恥も外聞もなさすぎ」世襲批判の立憲が「三木武夫氏の孫」擁立「行き当たりばったり」党運営に集まる痛烈批判

徳島1区からの立候補を表明した、元首相の孫・高橋永氏(写真・共同通信)

 

 5月8日、次期衆院選徳島1区に立憲民主党が公認候補として擁立する、新人の高橋永氏が徳島市内で記者会見し、立候補を正式表明した。

 

 高橋氏は徳島県出身の故・三木武夫元首相の孫。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を念頭に、「三木が生きていたら、いまの状況は看過できない」と強調し、「日本の閉そく感打破のため、民主主義の再生が必要だ」と訴えた。

 

 会見に同席した立憲の泉健太代表は同日、自身のXにこう書きこんだ。

 

 

《徳島1区で、三木武夫元首相の孫でもある高橋永 (たかはしえい)氏の擁立を決定しました。48歳。大手広告代理店で22年間培った経験を、徳島と日本のために捧げたいと決意しました。徳島市、小松島市、阿南市、勝浦郡、名東郡、名西郡、那賀郡、海部郡の皆様、よろしくお願いいたします》

 

 高橋氏は、三木元首相の長女、故・高橋紀世子元参院議員(徳島選挙区)の次男。祖父、母に続く、3代めとなる世襲候補だ。

 

「2023年10月に投開票された衆院長崎4区補選は、自民新人の金子容三氏が、立憲前職の末次精一氏に競り勝ちました。金子氏は3代めとなる世襲議員。泉代表は末次氏の出陣式で、『2世、3世ばかりじゃない政治を作ろう』と訴えていました。

 

 ところがそれ以降、立憲からは世襲候補の擁立が相次いでいます。

 

 2023年12月の東京都武蔵野市議補選では、立憲の菅直人元首相の秘書を務める長男の源太郎氏が当選。武蔵野市は菅元首相が地盤としていた東京18区と重なりますが、源太郎氏は『いわゆる世襲にはあたらない』と否定していました。

 

 2024年4月末の衆院補選島根1区で当選した立憲の亀井亜紀子氏は、父・亀井久興(ひさおき)元衆院議員の秘書を経験。長崎3区で当選した立憲の山田勝彦氏も父・山田正彦元農水相のもとで大臣秘書官を経験した2世議員です」(政治担当記者)

 

 自民党の世襲を批判していたにもかかわらず、政治家3代めとなる候補を擁立したことに、SNSでは立憲への批判的な声が飛びかっている。

 

《あれだけ世襲批判していた立憲民主党さんが、今になって怒涛の世襲候補ラッシュ状態なの恥も外聞もなさすぎてホント草》

 

《あれれれれ~? 世襲ガー!(フンガー!ってやらないんですか? まさか、自民の世襲は汚い世襲!立憲の世襲はキレイな世襲!ってマヌケなこと言わないですよね?》

 

《世襲議員・候補批判をしておいて「三木武夫元首相の孫」ときたか……。行き当たりばったりに政権を批判するから一貫性がなくなり、故に行き当たりばったりの党になる》

 

 2023年11月、立憲の野田佳彦元首相は、衆院予算委員会で「ルパンだって3世までだ」と、岸田文雄内閣の閣僚に世襲議員が多いことを痛烈に批判した。

 

 3世までなら世襲OK、とでも立憲は主張するつもりだろうか。

( SmartFLASH )

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