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「身内に甘く他人に厳しく」石破首相、本人の“裏金疑惑”に「事務的ミス」釈明「非公認」で出馬求める声も登場

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.08 19:30 最終更新日:2024.10.09 20:02

「身内に甘く他人に厳しく」石破首相、本人の“裏金疑惑”に「事務的ミス」釈明「非公認」で出馬求める声も登場

所信表明演説で登壇した石破茂首相(写真・長谷川 新)

 

 間近に迫った衆院解散、総選挙に向けた、いわゆる“裏金議員”への処遇をめぐり、大荒れとなっている自民党内。そんななか、今度は石破茂首相自身に“カネ”の疑惑が浮上した。

 

「神戸学院大の上脇博之教授が10月3日、石破首相および政治団体の会計責任者らに対する政治資金規正法違反容疑での告発状を、東京地検に提出したことを明らかにしました。石破首相が代表をつとめた政治団体『水月会』が、2019年から2021年におこなった政治資金パーティーをめぐり、政治資金収支報告書に収入を約80万円、少なく記載したというものです。この件を、しんぶん赤旗日曜版が報じ、10月5日放送の『報道特集』(TBS系)でも取り上げられました」(政治部記者)

 

『報道特集』に出演した上脇教授は、こう指摘している。

 

 

「この手口は、安倍(晋三)氏や二階(俊博)氏のところでも、同じようにおこなわれていた。同じように裏金を作っているという疑惑が生まれた。本当に裏金問題を調査するのなら、まず自分のところの調査をして、本当に裏金が作られていないかどうかを、客観的な資料を出して証明しないと、ほかの議員を調べるなんてできないと思う」

 

 石破首相は7日、記者団の質問に対し「事務局側で確認漏れがあった。事務的ミスは好ましいことではない。厳粛に受け止めている」と謝罪。「これから訂正がおこなわれると承知している。ミスが起こらないようにしたい」と述べた。

 

 就任したばかりの新首相の“裏金疑惑”に、Xでは怒りの声が渦巻いている。

 

《旧安倍派は裏金として処分。石破本人は「事務的ミス」かい。こんな分かり易いダブスタ中々見れないぞ》

 

《それで公認非公認で右往左往している議員に対する処罰との公平性整合性は保たれるんか?》

 

《身内に甘く、他人に厳しくは最もみっともないよ》

 

 さらには

 

《裏金疑惑はみんな事務的ミスじゃないの?石破さんも非公認でしょうか?》

 

 と、首相自身が総選挙に非公認として出馬すべき、との声まである。

 

 10月4日、国会での所信表明演説で「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」という5本柱を掲げた石破首相。

 

《ルールを守ると言ってる本人が一番ルール無視してるやん》との声に、どう答えるのだろうかーー。

( SmartFLASH )

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