
丸川珠代氏
前回の総選挙で落選、同じ東京7区で立候補した元五輪担当相で自民党の丸川珠代氏の公示日に渋谷駅前で行った「第一声」がSNSで拡散され、物議を醸しているという。大手紙の政治部記者の解説。
「夫で衆議院議員だった大塚拓さんも落選したことで、ほぼ無収入で暮らした1年半を振り返りました。家計のために少しでも安い食材を買おうと、あちこちのスーパーをハシゴしたなどの体験談を明かしました。しかし、丸川氏は『永田町にいては分からなかった』こととし、『この街では外国人の方が増えています。自分たちの生活のエリアに入ってきていることに対する不安や戸惑い』と語ったのです。これが排外主義的だとして批判を浴びているのです」
丸川氏の発言に対し、SNSでは「丸川さんは外国人をヒグマか何かと思っているんですか」「外国人への偏見をいたずらにあおっている」「外国人差別で票を稼ぐ戦法か」との指摘が相次いでいる。
3期務めた参議院から丸川氏が望んで鞍替えして挑んだ総選挙だった前回は、所属していた旧清和会の裏金問題が夫の大塚氏ともども直撃。二人合わせて1800万円以上の裏金があったことも明らかになり、「裏金夫婦」とも揶揄された。当時は、「お助け下さい」と有権者に懇願する姿がSNSなどに投稿され、呆れられたりもした。結果は、当選した松尾明弘氏(当時立憲民主党、現中道改革連合)に3万票もの差をつけられ、大敗。投票終了後にほぼ“秒殺”されたことも話題になった。
ただ、今回は高市ブームに乗ったのか、メディア各社の動静調査では現職の松尾氏とは接戦という。先の政治部記者がこう続けた。
「落選後、しばらく選挙区内に姿を現さず、自民党関係者の間でも一時は引退も囁かれていました。しかし徐々に政治活動を復活させ、昨年には区内の盆踊り大会などにも積極的に参加していました。
今回は、元都議の国民民主党の入江伸子さんや、参政党の石川友梨香さん、日本維新の会の渡辺泰之さんなど、票を食い合う可能性が高い、いわゆる保守勢力からの立候補も多い。その上、台風の目といわれるチームみらいの峰島侑也さんも立候補しています。渋谷の演説では票が集まりやすい外国人問題を取り上げたのだと思いますが、言葉足らずでしたね。やはり、焦りがあるのでは」
再び「お助け下さい!」とならないとよいのだが……。
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