愛人問題で1億円を要求され支払ったと報じられた読売巨人軍の原辰徳監督(53)。果たして真相はどうなのか。要求したとされる男性のひとり、Kが住む静岡・熱海に飛んだところ、聞こえてきたのは意外な評判だった。地元住民によると、Kは7年ほど前に熱海で旅館を始めたという。
「今はちょっとエッチなコンパニオンを使って商売しているので、結構、繁盛しているようです。周りは彼を会長と呼んでいます。元ヤクザというのは知られています。旅館を始めるときに『私は元ヤクザですが、旅館をしっかり経営し、一生懸命にやります』と挨拶しましたからね」(地元住民)
取材をしてみると、Kの評判は悪いどころか、かなりよかった。Kの旅館は昨年、物置と申請した家屋で風俗営業にあたる接待をして書類送検されたこともあったが、地元の芸者は彼のことを「とても面倒見がよく、裏表もない人。営業停止処分を食らったのは、同業者に刺されたんだといわれた」と評す。
「業者への支払いもきっちりしているし、腰も低いし、律儀ですから、徐々に熱海での信頼を築いていった。宿泊客は飲食店や土産店に金を落とすから、極端にいえば、彼は神様です。エッチな宿だけど法の怖さも知っているでしょうから、そのへんはきちっとやっていると思いますよ」(地元商工会関係者)
Kの旅館には、多くの野球選手や芸能人がお忍びで着ていたという話も聞こえてきた。「熱海にものすごく貢献している」(前出・地元商工会関係者)となれば、まさに“熱海のドン”といえよう。
(週刊FLASH 2012年7月10・17日合併号)