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大人気「稀勢の里」に「朝青龍」が一方的にラブコールの理由

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.02.10 06:00 最終更新日:2017.02.10 07:56

大人気「稀勢の里」に「朝青龍」が一方的にラブコールの理由

『稀勢の里』

 

 新横綱・稀勢の里(30)の人気が止まらない。3日、成田山での豆まきに登場すると参拝客が殺到、同じく参加していた白鵬(31)や市川海老蔵(39)より、圧倒的に大きな歓声を浴びた。今は誰よりもこの男の「福」にあやかりたい、という心理はよくわかる。

 

 そしてあの元横綱も、稀勢の人気にあやかろうと虎視眈々なのだという。

 

「朝青龍が稀勢の里に接近しようとしているんですよ」(角界関係者)

 

 朝青龍は数々の問題行動から2010年に引退。その後モンゴルに戻り、現在は実業家として活動している。あのトラブルメーカーがなぜ?

 

「朝青龍はモンゴルの国会議員になろうとしているんですよ。2020年の選挙を見据えて名前を売り、イメージアップを図りたい。そのために、2008年以来となる大相撲のモンゴル巡業を画策しているんです。稀勢の人気はモンゴルでも高いからね。ほかの3人の横綱はモンゴル人なので問題はない。あとは稀勢の賛同が得られれば相撲協会も動く、と朝青龍は考えている」(同前)

 

「ドルジ(朝青龍)は引退後、レスリング協会の名誉会長を務めていた。モンゴルは強豪国だが、リオ五輪ではメダルゼロ。しかも判定を不服としたコーチが裸で抗議した責任を取って辞任。国内でドルジに批判の声が上がるなど、第二の人生はうまくいっていない。人気回復のためにも、モンゴル巡業を実現したいはず」(スポーツライター)

 

 朝青龍は自身のツイッターで一方的にラブコールを送りつづけている。2人の関係はどうなのか。

 

「稀勢がまだ三段目の2003年。優勝決定戦で負けて涙を流していたとき、朝青龍が『その悔しい気持ちがあれば強くなる』と肩を叩いて慰めたことがあった。雲の上の存在の横綱に声をかけられ、感激していた」(専門誌記者)

 

 その後も朝青龍は稀勢の里に目をかけていたが、特に一緒に飲みに行くような関係ではなかったという。

 

「ドルジは弟分の日馬富士や大島親方(元旭天鵬)などのモンゴル人脈を使って連絡を取ろうとしてるけど、稀勢は力士の横の繋がりがほとんどないからね。携帯も付け人に預けて、あまり出ない。でも、朝青龍の電話魔は有名ですからね」(前出・スポーツライター)

 

 新横綱を狙う朝青龍。稀勢の里はどうするか――。

(週刊FLASH 2017年2月21日号)

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