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阪神自力V消滅で「来年頼むぞ!」と声援も…岡田彰布氏が本誌に明かしていた「もう1回という気持ち」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.01 15:08 最終更新日:2022.06.01 15:33

阪神自力V消滅で「来年頼むぞ!」と声援も…岡田彰布氏が本誌に明かしていた「もう1回という気持ち」

岡田彰布氏は野球解説者として引っ張りだこ(写真・時事通信)

 

 5月31日、本拠地・甲子園で、阪神タイガース埼玉西武ライオンズに完封負けを喫した。これで今季は20勝33敗1分け、5月31日終了時点で12球団唯一の勝率3割台にとどまっている。

 

 さらに、この敗北で、まだ54試合めにもかかわらず自力優勝の可能性が消滅。これは阪神にとって、今世紀最速のペースでの消滅となり、なんとも恥ずかしい「スピード記録」となった。

 

 

「試合後、グラウンドに整列するナインや矢野燿大(あきひろ)監督に向かって、怒号が飛び交いました。

 

 こうなると、阪神ファンの関心は『来季の監督が誰になるのか?』に向かうでしょう。矢野監督は、キャンプイン時に今季限りでの退任を発表していますから」(阪神担当記者)

 

 この日の甲子園には、2004年~2008年に阪神の監督を務めていた岡田彰布氏(64)の姿があった。テレビ解説のため訪れていたのだ。グラウンドにいる阪神ナインに怒号が飛び交う一方で、岡田氏に対して阪神ファンから「岡田、来年は頼むぞ!」との声も上がった。

 

 阪神監督を退任後、2010年~2012年途中までオリックス・バファローズの監督を務めていたが、その後の岡田氏はどのチームでも指導にあたらず、野球評論家として活動している。

 

 本誌は2022年2月、矢野監督の退任発表直後に “次期監督の第一候補” として名前があがった岡田氏を直撃している。

 

「俺の名前があがっている? そんな、いつも出るだけやんか(笑)。話がきたか? ないない、そんなもん。それが今あったらおかしいやろ」

 

 オファーの有無については一蹴した岡田氏だったが、意欲について尋ねると、こう明かした。

 

「まあ、それは話がくれば当然考えるし、最後にもう1回ユニホームを着たいという気持ちはあるよな。それはタイミングやから。もうそろそろ、年齢的にも最後やもん(笑)。

 

 ユニホームを着る気持ちがないと、(取材で)野球とか見とられへんで、ハッキリ言うて。ただ漠然と見るのと、そこらへんは覚悟が違うよな」

 

 阪神ファンからの声援で、いま岡田氏の「ユニホームを着たいという気持ち」は強まっているのだろうか。

 

「開幕前、阪神の次期監督として名前があがっていたのは、岡田氏のほか、ロッテでも活躍した今岡真訪(まこと)氏。さらに “大穴” として落合博満氏の名前も出ていました。

 

 関西ローカルのテレビ番組への出演が多いですし、落合氏が監督になったらおもしろいんですけどね……」(阪神担当記者)

 

 いまは最下位とはいえ、阪神は巨人とともにプロ野球界の人気を二分する「人気球団」。ファンからの支持も厚い人選が求められるだろう。

 

( SmartFLASH )

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