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侍ジャパンに “中絶トラブル” 坂本の穴を埋め超える逸材が…強肩でならす日系3世は「守備の名手」と評判

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.24 20:34 最終更新日:2022.09.24 21:14

侍ジャパンに “中絶トラブル” 坂本の穴を埋め超える逸材が…強肩でならす日系3世は「守備の名手」と評判

ショートを守るアイザイア・カイナーファレファ選手

 

 もしかしたら巨人・坂本勇人(33)の醜聞をいちばん嘆いているのは、この人かもしれない。侍ジャパンの栗山英樹監督(61)だ。

 

「坂本は東京五輪の全5試合に出場し、打率.333、1本塁打、4打点と活躍し、初の金メダル獲得に貢献しました。また、ベンチから率先して声を出すなど、チームには欠かせない存在でした。

 

 

 今回の “中絶トラブル” 報道後、巨人では試合に出ていますが、日本代表のWBCとなると話は別でしょう。やはり日本代表のユニホームを着ることに拒否反応を示すファンは出てくるだろうし、栗山監督も選びづらいと思います」(スポーツ紙デスク)

 

 坂本が守るショートは、守備の要のポジションだ。侍ジャパンの精神的支柱が不在となれば、大きな痛手になることは間違いない。

 

 しかし、ここにきて坂本に代わる、思わぬ救世主が現れた。

 

 栗山監督は、メンバー選考のため8月に渡米し、メジャーを舞台に活躍する大谷翔平(28)やダルビッシュ有(35)らと面談を重ねた。そして約10日間の視察を終えて帰国した際、「日本とのからみがある選手、思い切り探してます」と日系メジャーリーガーの招聘も示唆していた。

 

 そこで俄然注目を集めているのが、名門ヤンキースのアイザイア・カイナーファレファ内野手(27)だ。ハワイ出身の彼は、祖母が日本人で日系3世という立場にある。

 

 レンジャース時代の2018年にメジャー昇格すると、サードを中心にショート、セカンドを守りながらキャッチャーとしても出場経験がある守備の名手だ。2020年にはレンジャースでゴールドグラブ賞を獲得している。

 

 今季ツインズを経て、ヤンキースに移籍すると、ショートでレギュラーポジションを獲得。チームの躍進に大いに貢献した。

 

 最大のウリは、守備力。三遊間の深い位置でダイビングキャッチしても、そこからランナーを刺す強肩は、日本人選手にはなかなか見られない。坂本は年々守備範囲が狭まっていると指摘されており、カイナーファレファの守備力は坂本を補って余りある。

 

 本人も「日本人クオーターでいることを誇りに思っている」と語るなど、代表入りに満更でもない様子だ。

 

「打撃に関しては、メジャーのなかでは一流とはいえませんが、守備は超一流です。日本はスモールベースボールを継承しているので、彼のような選手は打ってつけです。

 

 また、ヤンキース所属なので、たとえばチームメイトのアーロン・ジャッジが米国代表入りすれば、彼の長所、短所をデータだけでなく、生の声で聞くこともできます。これは大きなアドバンテージになると思いますね」(現地記者)

 

 WBCの過去の大会の規定では、親のどちらかが当該国の国籍を持っていればその代表チームで出場可能だが、3世の場合は、現時点で召集可能かどうかは不明。とはいえ、侍ジャパンのユニホームでの華麗な守備を一目見たいというファンは多いはずだ。

( SmartFLASH )

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