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WBC日本代表メンバーが続々報道も…広島、中日、楽天、日ハムはいまだ名前なし、ファンからは「選ばれないで」の声も
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.27 18:40 最終更新日:2022.12.27 18:40
2023年3月に開幕する野球世界一を決める「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。
栗山英樹監督(61)率いる日本代表「侍ジャパン」は最終メンバー30人を選考している最中だが、続々と “代表入り” が漏れ聞こえてきた。
「以前からメジャーリーグのエンゼルスの大谷翔平や、パドレスのダルビッシュ有が出場表明しており、この2人は実力的に当確です。
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それに加えて、12月26日には『スポニチ』が関係者の話として、オリックスの山本由伸、ロッテの佐々木朗希ら8人のメンバー入りを報じました」(野球担当記者)
12月27日時点で、メンバー入りとして名前が出ているのが、大谷(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木誠也(カブス)、山本(オリックス)、佐々木(ロッテ)、村上宗隆(ヤクルト)、近藤健介、甲斐拓也(ともにソフトバンク)、戸郷翔征、大勢(ともに巨人)、今永昇太、牧秀悟(ともにDeNA)、湯浅京己(阪神)、源田壮亮(西武)、そして日本人の母を持つラーズ・ヌートバー(カージナルス)の15人だ。
「現在、プロ野球12球団のうち広島、中日、楽天、日本ハムの4球団からはメンバー入りするという選手の名前が聞こえてきていません。この4球団はいずれもBクラスに沈んだチーム。一発で代表入りを断言できる、めぼしい選手があまりいないのかもしれません。
11月におこなわれた壮行試合では、楽天を除く11球団から代表メンバーが選ばれていました」(前出・担当記者)
ファンも楽しみにしているであろうWBCだが、意外にもネット上ではこんな声も聞かれていた。
《WBCそんなに大事? 楽天から代表が選ばれればチームを応援するけど。10年ぶりのチャンピオンになるところみたいし、楽天から代表選ばないでほしい》
《よしよしこのままカープから選ばれないでくれよ。栗林も出来れば出ないでほしい》
《WBCに贔屓の選手出なくていい派でーす》
プロ野球のシーズン開幕前におこなわれる大会とあって、選手の怪我などを心配しているのだろう。実際に過去のWBCでは、大会中に活躍を見せながら、その後のシーズンに影響が出た選手がいた。
「2006年の第1回WBCでは、川崎宗則がイチローのヒットで、二塁から生還する素晴らしい走塁を見せましたが、そのときに右肘を負傷して、シーズンでの復帰が遅れました。
2009年の第2回大会でも、前年にセ・リーグの本塁打王を獲得した村田修一が、米国での試合中に肉離れを起こし、途中帰国になりました。こちらも開幕までに復帰は間に合いませんでした。
国の威信をかけた真剣勝負の場とあって、選手たちも力が入るのでしょう。大谷らメジャー選手も多く出場し、3度めの世界一が期待される今大会も、選手たちに大きな怪我がなければいいのですが……」(野球ライター)
少し “置いてけぼり” の4球団ファンが、複雑な感情になるのも仕方あるまい。
( SmartFLASH )