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アスレチックス藤浪が早くも5敗め、防御率12.62はダントツワースト、失点36はメジャー3位…「代理人がすごい」と皮肉も

スポーツ 投稿日:2023.05.18 14:38FLASH編集部

アスレチックス藤浪が早くも5敗め、防御率12.62はダントツワースト、失点36はメジャー3位…「代理人がすごい」と皮肉も

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 

 アスレチックス藤浪晋太郎が、5月18日(日本時間、以下同)のダイヤモンドバックス戦に登板し、5敗めを喫した。

 

 藤浪は8回表、3−3の同点の場面でマウンドへ。2アウト2・3塁のピンチだったが、空振り三振を奪って切り抜けた。しかし9回表、先頭打者に2塁打を打たれてピンチを招いた。

 

 続く打者は外野フライに打ち取ったものの、次の打者を申告敬遠、次は1球もストライクが入らず四球で満塁になり、ここで降板。リリーフ投手が犠牲フライとタイムリーヒットを打たれたことで、藤浪は2失点で敗戦投手となった。

 

 

「藤浪はここまで13試合で25.2イニングを投げ、失点36はメジャーワースト3位です。失点1位2位の投手は、ともに藤浪の倍以上の50イニング超を投げています。防御率は12.62。25イニング以上投げた投手は144人いますが、そのなかで防御率が10を超えているのは、藤浪しかいません。ちなみに、次に悪いのがルイス・セッサ(レッズ)の9.00です。

 

 藤浪のWHIPもすごい数字です。WHIPとは、1イニングに安打と四球で何人の打者に出塁を許すかという数字。1.3で平均とされます。藤浪のWHIPは2.14で、25イニング以上投げた投手のなかではセッサの2.23に次いでひどい数字です。

 

 また9イニングあたりの四球数は8.06で、これも25イニング以上投げた投手のなかではワースト2位の数字となっています」(スポーツライター)

 

 そんな藤浪に対し、SNSでは現地のファンから

 

《DFA Fuji(フジをロースター枠から外せ、編集部訳、以下同)》

 

《そろそろお試し期間を終わらせる時期だ》

 

《フジナミはメジャーリーグ史上最悪の投手だ。私の人生のなかで、彼ほど投げ方がわかっていない投手は見たことがない》

 

 と、こき下ろす声が多数。さらには

 

《フジナミの代理人はスコット・ボラスだ。すごい男だな。300万ドル(編集部注・約4億円)という法外な値段で契約したんだから。ボラスは最高の仕事をしたと思う!》

 

 という、皮肉まで飛び交っている。

 

 アスレチックスはこれで10勝35敗。勝率.222はメジャー30球団でダントツのワースト。このペースだとシーズン36勝126敗で、1950年以降最低だった1962年のメッツ(40勝120敗1分)を下回る成績となる。

 

 5月16日には、アスレチックスの本拠地をオークランドからラスベガスへ移転するため、新球場を建設することが明らかになり、ファンの苛立ちはさらに募るものとなっている。

 

 そんな球団のなかで、藤浪の5敗はチームワースト。怒りの矛先が向くのも仕方がない――。

( SmartFLASH )

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