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日ハムファン&ロッテファンの間で突如「エリア66」論争勃発! 万波中正の呼称に「本家は岡田幸文だ!」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.18 17:25 最終更新日:2023.08.18 17:29

日ハムファン&ロッテファンの間で突如「エリア66」論争勃発! 万波中正の呼称に「本家は岡田幸文だ!」

17日の対ロッテ戦では19号目となるホームランも放った日本ハム・万波中正(右)(写真・時事通信)

 

 8月18日、X(旧Twitter)のトレンドに「エリア66」がトレンド入り。調べると、北海道日本ハムファイターズの若き主砲にして、外野守備ではとくに強肩ぶりで知られる万波中正外野手(背番号66)を「エリア66」と呼ぶ日ハムファンの動きに対して、千葉ロッテマリーンズのファンとの間で論争が起こっているようだ。

 

 抜群の身体能力を誇る万波は、8月17日のロッテ戦(エスコンフィールド)における右翼の守備で、好守を連発。6回には山口のフェンス際の打球を好捕。8回には、ポランコの右飛でタッチアップを狙った2塁走者・藤岡を、3塁へのレーザービームで刺して、球場をどよめかせたばかりだ。

 

 

 こうした好守にくわえ、球界屈指の強肩ぶりから万波を「エリア66」と呼ぶ日ハムファンが増えているようだが、万波よりはるか以前に、千葉ロッテに「エリア66」と呼ばれていた外野手がいた。俊足を生かした守備範囲の広さで、中堅手としてスーパープレーを連発した岡田幸文(よしふみ・2009~2018年)だ。野球ライターが語る。

 

「『エリア○○』という呼び方は、もともとは、マリナーズ時代のイチロー(背番号51)の守備範囲が、MLBのファンから『エリア51』と呼ばれていたことから派生しています。現役時代のロッテ岡田も、相手チームのヒット性の当たりを何度もアウトにしたことで、コアなロッテファンの間で『エリア66』の異名で呼ばれるようになっていきました」

 

 こうした背景から一部のロッテファンが「本家は岡田だ!」と激怒したようで、

 

《エリア66?ああ、万波のことか。残念ながら元祖エリア66である俺達の岡田には勝てない》

 

《エリア66は岡田の専売特許やろいい加減にしろ 万波は素晴らしい選手だし、凄い守備範囲と肩があるけど、岡田には到底及ばない せめて、せめて「北の」をつけるなり、オリジナルを考えるなり何なりしてくれ》

 

《岡田と万波はどちらも守備上手いんだけど それぞれ特に守備範囲と肩で内容が違うんだから全く同じ“エリア66”で言うのは違うでしょ》

 

 などの声があがり、日ハムファンとの間で「エリア66」論争が勃発したのだ。

 

 こうした思わぬ展開に、今シーズン、GAORAで日ハム戦の実況をつとめている土井悠平アナウンサーは、18日深夜、自身のXで、

 

《中継では、岡田選手へのリスペクトを込めてコメントさせて頂いたつもりでしたが「エリア66」論争が起きてしまって申し訳ない気持ちです》

 

 と反省し、新たな呼び名として、《「エスコンフィールドブルペン前、ライト天然芝66番地」これでどうかな?》とアイデアを披露。

 

 また万波自身は、17日のロッテ戦後の一問一答で、ファンから「エリア66」と呼ばれていることについて聞かれ、「(元ロッテ)岡田さんのファンに怒られてしまうんじゃないかな? って、恐縮も恐縮です。僕も『エリア66』と聞いたら、真っ先に岡田さんが浮かぶ。ありがたいですけど、ほかの何かを考えていただけたらと思います。角が立たないヤツでお願いします」とリクエスト。まるでファン同士の論争を知っていたかのようなコメントを出して、株をあげた。

 

 万波のリクエストもあってか、ネット上には、さっそく

 

《北のエリア66》

 

《ゾーン66》

 

 など、ファンが考えた万波の新たな呼び名がちらほら上がっているが、はたして万波の新たなキャッチフレーズは、どうなるだろうか。

( SmartFLASH )

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