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阪神優勝と同時に「岡田さん老けたな」38年前“日本一”から4度の優勝すべてに貢献し刻まれた年輪
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.15 19:00 最終更新日:2023.09.15 19:43
9月14日、プロ野球の阪神タイガースは、6度めのセ・リーグ優勝を果たした。
本拠地の阪神甲子園球場でおこなわれた、読売ジャイアンツとの今季23回めの“伝統の一戦”に4対3で勝利。試合前に優勝マジックを「1」としていたために、この時点でリーグ優勝が決定した。
チームを率いた岡田彰布監督は、ナインによって胴上げされると6回宙を舞った。
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「阪神のリーグ優勝は2005年以来18年ぶり、その当時の指揮官も岡田さんでした。しかし、そのときの日本シリーズでは、千葉ロッテマリーンズ相手に4連敗と惨敗。阪神がわずか4得点に対し、33失点を喫したことも話題になりました。
今回の優勝後の監督インタビューでも『日本で一番最後までね、試合ができるように』と話し、38年ぶりの日本一奪回に闘志をメラメラと燃やしています」(プロ野球担当記者)
優勝を決めた試合を関西地方で生中継していたのは、独立放送局の「サンテレビ」だったが、関西地区で平均世帯視聴率20.8%を記録するなど、かなりの注目を集めていた。
それだけに、岡田監督にも多くの視線が注がれていたが、インターネット上ではこんな声も聞かれた。
《岡田さんめっちゃ老けたなぁ まぁ直近の優勝も18年前だとそりゃそうなるか》
《あまりに長い年月の間にあった様々な事を思い出しつつ、老けた岡田に自分の姿も重ねてに咽び泣くワシ》
《阪神のアレおめでとうございます 岡田さんと同じ歳でした しかし老けてシワクチャに成ってた》
《岡田さん老けたな》
たしかに今年11月で66歳を迎えるだけに、岡田監督の顔に“年の功”が表れるのも無理はない話だ。
「ただ、プロ野球監督というのは、つねにファンや球団からのプレッシャーに晒されており、気苦労が多いポジションです。前回の阪神の優勝当時に、同じくセ・リーグの中日ドラゴンズで指揮を取っていた落合博満さんも、2004年の就任当時に比べて、2011年の退任時は体もすっかり痩せてしまい“体調不良説”が囁かれたほどでした」(前出・プロ野球担当記者)
1980年に阪神タイガースの選手としてデビューした岡田監督は、阪神唯一の「日本一」に輝いた1985年も五番打者として、シーズン35本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
「それから38年の間に、阪神は今回含めて3回リーグ優勝を果たしましたが、いずれも岡田さんなしでは優勝できなかったであろう、というのが恐ろしいことです。
2005年は自身が監督だったのでもちろんですが、2003年に故・星野仙一さんが率いて優勝した際にも、前年まで二軍監督だった岡田さんが、一軍の守備走塁コーチを務めていたんです。
長年課題だったショートのポジションに藤本敦士を育て上げて、赤星憲広を軸とした“脚を使った野球”を展開したのは、岡田さんの貢献があってこそでした」(同前)
ファンから「老けた」の声が上がるのも、それだけ“阪神の勝利”を背負ってきたことの証だろう――。
( SmartFLASH )