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「試合後にシャワー浴びない奴も」WWE・中邑真輔が見た日本と海外の違い…日本人選手の増加で「字幕」文化も広がる
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.28 17:23 最終更新日:2023.11.28 17:41
“世界最高のエンターテインメント” と称され、全世界で10億人が熱狂する世界最大のプロレス団体『WWE』が、2023年10月から「ABEMA」で週2回の日本語実況つき無料放送をスタートさせている。
日本のファンにもWWEが身近な存在になるなか、WWEスーパースター(WWEではレスラーの呼称をスーパースターに統一している)の1人、SHINSUKE NAKAMURAこと中邑真輔(43)の活動が目立っている。
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2016年からWWEで活動をスタートさせ、今年で7年めとなる中邑は、26日にPPVで生中継された大会「サバイバーシリーズ」PRのため来日しており、地上波からインターネット番組まで精力的に出演。日本とアメリカの文化の違いなどを、縦横無尽に語り尽くした。
たとえば、『oricon』公式YouTubeチャンネルでは、苦笑交じりにこう語っている。
「アメリカのファンは、めっちゃカジュアルに話しかけてくるから『こいつ友達だったかな?』と思って話してると、単なるファンだったりする(笑)。
サイン(の色紙)とか構えてくるわけでもなく、普通に鼻くそほじりながら『おー、シンスケ!』って来るような奴もいるんですよ。
しかも、ファーストネーム呼びだから、『知り合いかな? 会ったことある奴かな? 誰かの知り合いで名前思い出せないだけかな』とか思ったりすることが、いまだにあります」
また、最近のWWEでは自身も含めた日本人選手の日本語アピールが増えており、その影響で、こんな変化が現れているという。
「アメリカ人はホントに映画でもなんでも吹き替えしか観ないんですよ。それが若い子たちから、日本のアニメとか外国の映画を『実際に本人の声が聞きたい』とかで字幕に慣れてきて」(デイリースポーツ公式YouTube)
さらに、鬼越トマホークのYouTube『鬼越トマホークの喧嘩チャンネル』では、プロレス大好きな坂井良多から質問攻めにあい、興味深い裏話をたくさん披露。
たとえば選手の移動について、ツアーバスで移動する選手もいれば、個人で運転手を雇っているレスラーもいるが、中邑は個人で車移動をしているそう。その理由は、日系のスーパーを見つけて入ったり、観光地を回ったりしたいからだとか。
スーパースターたちの住まい事情も紹介。
「日本だと、ほぼほぼ東京(在住)じゃないですか。芸能の方とかも。アメリカだと、みんな地元からやって来るんですよ。『今日はアトランタで試合があります』だったら、僕はフロリダのオーランドから行くし、ニューヨークやロサンゼルスから来る奴もいるし。(練習もそれぞれ)だから、みんなバラバラで運転して行くんですよね」
坂井から「トラブルメーカーや問題児はいるか?」と聞かれた中邑は、こんな話を披露した。
「第1試合をやったにもかかわらず、メイン終わってもシャワー浴びてない奴とか(がいる)。やっぱ国民性の違いでしょうね。だから、臭いを気にしない奴とかいますね。
たぶん日本にも来てたレスラーとか、大体ツアーで来るじゃないですか。で、コスチュームそんなにいっぱい持ってないし、コスチュームは変えてもニーパッドは変えてないとか」
これに、金ちゃんが「一緒にプロレスしてるときに、一瞬ふわっと臭って『くせぇな』みたいなのあるんですか?」と尋ねると、中邑は「ありますよ、全然。やっぱり国が違うので。日本人ぐらいですよ、毎日シャワー浴びるの。毎日、髪の毛洗うとか」
毎日のシャワーや洗髪が日本ならではの文化だったとは――。中邑の決め台詞といえば「イヤァオ!」だが、「イヤよ!」と言ってしまいそうな日本人もいそうなエピソードだ。
( SmartFLASH )