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【世界バレー】メダル狙う日本代表女子、キャプテン筆頭に主力選手“髪の色”変えて大活躍! 監督の言葉も後押しに

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記事投稿日:2025.08.27 12:36 最終更新日:2025.08.27 12:48
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【世界バレー】メダル狙う日本代表女子、キャプテン筆頭に主力選手“髪の色”変えて大活躍! 監督の言葉も後押しに

2025年8月13日、公開練習にのぞむ秋本美空(左)と石川真佑(写真・アフロ)

 

 バレーボール界で、オリンピック、ネーションズリーグと並び「世界3大大会」のひとつと呼ばれる世界選手権、通称「世界バレー」が開幕。8月23日、日本女子代表はカメルーンと対戦し、3-0で勝利した。続く25日のウクライナ戦も、先に2セットを奪われたものの、3セットを連続で取り返す逆転劇を見せた。

 

 日本代表は男女ともに充実のメンバーをそろえ、好成績への期待がかかるが、とくに女子はメダル獲得のチャンスだという。

 

 

「パリ五輪を最後に、長年、代表のキャプテンにしてエースだった古賀紗理那が引退。その存在があまりにも大きかったため、低迷期に入ってしまうのではないかと心配されましたが、それは杞憂に終わりました。新キャプテンに任命されたことで、石川真佑(まゆ)はこれまで以上に声を出して、チームを引っ張っています。まさに“チームの要”ですよ。

 

 また、和田由紀子と佐藤淑乃(よしの)が著しい成長を見せたほか、5カ月ほど前はまだ高校生だった秋本美空(みく)は身長が185cmもあるため、これまで日本になかった高さをもたらしました。その結果、多彩な攻撃を仕掛けられるようになっています。彼女たちは古賀と同じアウトサイドヒッター(OH)で、元キャプテンの戦力減をまったく感じさせません」(スポーツライター)

 

 メダル争いは「イタリアを中心に展開される」と、スポーツライターが続ける。

 

「イタリアは世界ランク1位にして、パリ五輪、先日のネーションズリーグ2025も優勝しています。しかしイタリアに続く国となると、実力が拮抗していて、そのなかには日本も入っています。ネーションズリーグでは準決勝でブラジルに、3位決定戦でポーランドに敗れましたが、2試合とも大接戦。ほんの少し、流れが日本に傾いていれば勝てた試合でした。それだけに世界バレーでは大きな期待がかかります」

 

 日本の攻撃の中心は、先の4人のOHだが、ネーションズリーグ2025と比べ、大きな変化があるという。

 

「日本の女子代表といえば、黒髪の選手が多く、パリ五輪ではっきりと明るい色に染めていたのは、石川くらいでした。その石川は、パリ五輪後初の大会だったことや、キャプテンとして初の大会だったこともあり、ネーションズリーグでは、金髪に近い髪色で臨んでいました。気合を入れることもあったと思いますが、黒髪の選手が多いだけに目立っていましたね。

 

 そして世界バレーでは、キャプテンのあとを追うかのように和田、佐藤に加え、秋本までも髪の色が明るくなっています。佐藤は、遠目からでも分かるほど明るめのブラウン色。和田に至っては人生初のブリーチに挑戦し、グレージュにしています。秋本は、オフに母と一緒に美容室に行き、明るい茶色に染めていました。選手の髪が激変したのは、フェルハト・アクバシュ監督の存在が大きいと思います。監督就任時に『髪を染めても、ネイルをカラーにしても、試合に集中してくれれば何をしてもいい』と宣言していますから」(スポーツ紙記者)

 

 世界バレーは参加32チームが8組に分かれて予選ラウンドを争い、成績上位16チームがノックアウト方式のファイナルラウンドに進む。プールHの日本は27日に、セルビアと予選リーグで対戦する。

 

 監督の助言が後押しとなった日本女子代表は、2010年大会以来、15年ぶりのメダル獲得に挑む。

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