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テニス「大坂なおみ」の肝っ玉母ちゃん和食で娘をサポート中
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.27 16:00 最終更新日:2018.04.27 16:00
先のBNPパリバOPでは元世界ランク1位のM・シャラポワ(30)、K・プリスコバ(26)に加え、現1位のS・ハレプ(26)を下してツアー初優勝をはたした大坂なおみ(20)。
続くマイアミOP1回戦でも、S・ウィリアムズ(36)をストレートで圧倒。およそ2週間で、4人の新旧女王を撃破したことになる。
今回の初優勝で約1億5000万円の賞金をゲットし、世界ランクも22位に(4月23日付)。今季の快進撃の要因をテニスライターが解説する。
「新コーチのバイン氏の存在が大きい。彼はトップ選手の指導経験があり、勝者のメンタリティを伝えることができる。言葉巧みに、大坂に精神面の安定をもたらした。
もうひとつは、オフに7キロ減量したこと。これまでは、相手のリターンに半歩届かずに手だけで打っていたが、体が絞れたことで球際にも回り込んで、全身を使って打てるようになった」
その減量で大きな助けとなったのが、母・環さんの存在。苗字と外見から、“浪花の肝っ玉母ちゃん” のイメージがあるが、環さんの出身は北海道根室市、生粋の道産子なのだ。
「環さんは独学で栄養学を学び、食事面をサポートしている。なおみ選手は太りやすい体質なので、環さんがヘルシーな和食を中心とした料理で体重管理をしている。
また、親子揃ってインタビューを受けたことがあったが、そこでなおみ選手に『いま何が欲しい?』と聞いたところ、携帯電話だった。
すかさず環さんが、『優勝して、その賞金で買いなさい!』と諭した。締めるところは締め、うまく娘をコントロールしている」(協会関係者)
現在、女子テニス界は飛び抜けた存在がおらず、誰が四大大会を制してもしてもおかしくないといわれている。怪我続きの錦織圭(28)に代わって日本人初の快挙を成し遂げるのは、道産子魂を受け継いだ大坂だ!
(週刊FLASH 2018年4月10日号)