
錦織圭(写真・ZUMA Press/アフロ)
まさに“夢のペア”の結成だ。
今季最後のグランドスラム・全米オープンが7月27日(日本時間28日)、混合ダブルスのエントリーリストを発表した。そこには日本ファン垂涎のペアの名前が書かれていたのだ。
男子テニスで元世界ランキング4位の錦織圭がペアを組むのは、グランドスラム4度優勝の大坂なおみだった。
混合ダブルスは2025年大会のフォーマットを大きく変えておこなわれるようになり、今年で2年め。シングルス本戦が始まる前週の8月24日から26日(日本時間25日から27日まで)までの予定だ。
シングルスの前週ということでトレーニングを兼ねて臨む選手もいる。また、賞金もアップしたことにより、ビッグネームの参加が目立つようになってきた。
ネームバリューでは錦織・大坂組を凌ぐ、元男子1位のノバク・ジョコビッチと女子現1位のアリーナ・サバレンカ組をはじめ、世界ランキングトップクラスの選手たちも名を連ねている。
ちなみに錦織は、4大大会の混合ダブルスには、2012年全豪オープンで、伊達公子と組んで出場したことがある。しかし過去、混合はその1回限り。大坂とはチャリティマッチで組んだことはあるが、公式戦ではない。
「錦織は度重なる怪我から、2026年5月に今シーズン限りで現役を引退することを表明しています。男子の現代テニスでは、身長が190cm台の選手が当たり前となり、パワー全盛の時代でもあります。そんななか、錦織は身長178cmとそのなかでは小柄で、彼が大男たちに勝つには動き回るテニスに活路を見出すしかありませんでした。運動量も相当なもので、だからこそ晩年は怪我が多くなってしまった。
しかし、そんな体で2014年の全米オープンでは準優勝し、世界ランクも最高で4位まで上がった。その事実は、今後も色褪せることはないでしょう。
今回のペア結成は、そんな錦織の実績に敬意を表し、大坂のほうから声をかけて実現したようです。テニスファンにとっては最高の贈り物となるでしょう」(テニスライター)
もう一つ、このペアで注目されるのが大坂の試合入場時に着る衣装だ。
2026年1月の全豪オープンではクラゲをモチーフにした衣装で登場すると、多くの選手から「かっこいい」「すごい」と賞賛の声が届けられた。
「続く全仏オープンでは、輝くラメが散りばめられた黒のロングドレスで登場。それを脱ぐと、茶をベースにしたウェアには金の複雑なラインが入っており、観客から『まるで夜のエッフェル塔みたい』と、これまた好評を博しました。
先のウィンブルドンでは『ウェアは白以外は禁止』といった厳しい規定がありますが、『それならば』と純白の着物風ドレスで登場すると、大観衆は拍手喝さい。もはやグランドスラムでの大坂の衣装は、“大会の華”として受け入れられています」(同前)
そして今回である。全米オープンはウェアに対する厳しい規定がない。大坂はどんな衣装で登場するのか。そのとき錦織のウェアは? 楽しみが尽きないペアとなりそうだ。
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