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侍ジャパン・井口新監督決定の舞台裏「打ってつけの人物」の声も、のしかかる桁違いのプレッシャー「貧乏くじ」と腐す声も

スポーツ 記事投稿日:2026.08.03 19:04 最終更新日:2026.08.03 19:04

侍ジャパン・井口新監督決定の舞台裏「打ってつけの人物」の声も、のしかかる桁違いのプレッシャー「貧乏くじ」と腐す声も

井口資仁新監督(写真・桑原靖)

 

 侍ジャパンの次期監督に、井口資仁氏の就任が決まったと発表されたのは、7月25日のことだった。

 

「今年のWBCのために、侍ジャパンに招集された日本人メジャーリーガーは、投手が菊池雄星以下3人、野手が大谷翔平ら5人の計8人。松井裕樹投手の出場辞退はあったものの、侍ジャパン史上最多人数となったことから “史上最強” と謳われました。

 

 にもかかわらず、結果は準々決勝で敗れ、これまでのワーストの記録で大会を後にしました。

 

 ワーストの敗退にはさまざまなことが要因としてあげられましたが、監督の選出にも議論が及びました。井端弘和氏は素晴らしい野球理論の持ち主でしたが、監督経験がなく、MLBの経験もない。WBCという国際舞台で戦うには、経験不足だったのでは、と考える人も多かったのです。

 

 そのため、新監督にはプロでの監督経験があり、MLBも経験している人を第一に選定し、交渉がおこなわれていきました。

 

 井口監督の場合は、ロッテ監督やシカゴ・ホワイトソックスほか3球団でのプレー経験があった。しかも、チャンピオンリングを2つ持つ強運の持ち主でもある。

 

 侍ジャパンにとっては、井口監督しかいなかったといってよいほど、打ってつけの人物でした」(スポーツ紙記者)

 

 ただ、監督決定までには多くの難問があり、時間がかかったことも事実だ。

 

「まずあげられるのが、負けたときの監督に対する誹謗中傷なんです。WBCの井端監督への “攻撃” はすさまじく、なかには殺人予告のような物騒なものまであったといいます。

 

 大会中、ブレーキとなった近藤健介外野手(ソフトバンク)や、敗退となったベネズエラ戦で逆転3ランを浴びた伊藤大海投手(日本ハム)への “攻撃” も同様で、このままなら選ばれた選手が辞退することがいつ起きても不思議でなないのです。

 

 当然、監督候補の人たちもそれは知っていますから、侍ジャパンの監督を誰もやりたがらなかったのです」(スポーツライター)

 

 監督選びが難航したもう一つの理由が、ロス五輪予選にあると続ける。

 

「ロス五輪の出場枠は全部で6カ国しかありません。しかも、開催国のアメリカ、WBCでアメリカを除く上位に入ったベネズエラ(1位)とドミニカ(3位)の出場も決まっており、残りは3カ国しかありません。

 

 この狭き門を、来年11月に開催予定の『第5回WBSCプレミア12』で争うわけです。ただ、ロス五輪出場を決めるには、プレミア12の最終順位ではなく、アジア勢のなかで最も上位の成績を収めることが条件となります。

 

 つまり、日本が大会全体で優勝しなくても、アジア勢のなかでトップであれば五輪出場権を獲得できるわけです。

 

 そうしたなかで心配されているのが、現時点で日本人メジャーリーガーの参加が『絶望的』と言われていること。大幅な戦力ダウンが予想されています。同条件で挑んだ第4回大会では、決勝で台湾に完封負けを喫していますから。

 

 一方、プレミア12でアジア最上位を逃した場合は、2028年3月までに開催予定の世界最終予選に回ることになりますが、当然最終予選となればプレッシャーがさらに激しくなりますから、なんとしてもプレミア12で決めたい。

 

 WBC準々決勝で敗退して、井端監督に信じられないほどの誹謗中傷が集中したことから、もしロス五輪出場権を逃したら、井口監督への “攻撃” がどんなものになるか想像もつきません。

 

 侍ジャパンの監督に就任することは、『貧乏くじを引くのと一緒』とさえ言われています。だからこそ、多くの人に断られたわけです」

 

 国を背負って指揮することにプレッシャーがあるのは当然のことだが、SNSを中心とした誹謗中傷がさらにプレッシャーとなっていることは間違いない。井口新監督に、その矛が向かわないとよいのだが……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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