AKB・坂道
今年20歳を迎えるAKB48 田口愛佳「年齢に抗いたい気持ちが強くなってきました(笑)」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.30 12:00 最終更新日:2023.08.30 12:00
AKB48チームKの最年少にして、キャプテン務める19歳の田口愛佳。「チーム制・キャプテン制の休止」の発表を経て迎えた、「AKB48現チームファイナルコンサート 2023」を終えた彼女は今何を思うのか。インタビューで迫った。
― 8月に開催された「AKB48現チームファイナルコンサート 2023」の感想を教えてください。
本当に楽しかったですし、この田口チームKのメンバーでステージに立てたことが本当に嬉しかったです。
― セットリストは田口さんを中心に考えたと伺いました。
自分一人で考えてもいいよと言われたんですが、最初で最後の田口チームKのコンサートでしたし、チームKとしても区切りのコンサートだったので、なるべく多くの人の意見を取り入れたいと思ったんです。劇場のスタッフさん、マネージャーさん、そしてチームKのメンバー。いろんな人と相談しながら、田口チームKを好きな人にも、今までのチームKを好きな人にも楽しんでもらえるようなコンサートにしたいという思いでセットリストを決めさせていただきました。
― キャプテンでもあり、最年少でもある田口さんが意見をまとめる。決して簡単なことではないはずです。
キャプテンに指名していただいたときはまだ17歳。しかも4年間チームAとして活動していてチームKのことはまったくわからなかったので、正直とても不安でした。自分のファンの人から「キャプテンをやってほしい!」という声はときどきもらっていたのですが、あんなに早いタイミングでとは思っていなかったですね。先輩方をはじめ本当にたくさんの人に支えていただいたからこそやってこられたと思っています。
― なんで田口さんがあのときキャプテンに指名されたと思いますか?
なんでですかね…。でも卒業された大家志津香さんに「どんな人の前でも発言ができるのはすごい」と言っていただいたことがあるんです。自分の意見を臆せず人に伝えられることが選ばれた理由かもしれません。
― 自分の意見を伝えることはふだんから意識しているんですか?
私はもともとAKB48がすごく好きでメンバーになったんです。だから何か言うことで自分が悪く思われても、AKB48が良くなるのであれば発言するということは意識しています。もちろん怖いと思うときもありますよ。でもそれ以上にAKB48のことが大好きなんです。
― チーム制・キャプテン制が休止になる今、あえてこの質問をします。もう一度キャプテンに指名されたら引き受けますか?
えーー難しい質問ですね(笑)。すごくやりがいのあるポジションでしたし、キャプテンになる前と後だと責任感の持ち方が変わりました。この短い期間で人として成長した実感もあります。だからこそ自分じゃないほかの人にキャプテンを経験してもらいたい気持ちのほうが今は大きいかもしれません。
― さて、田口さんは今年の12月で20歳を迎えられます。まだ20歳という感覚ですか? それとももう20歳という感覚?
もう20歳か…という感じですね。初期のころは年齢の問題でバラエティや歌番組に出られなかったりしたので、早く大人になりたいと思っていましたが、高校を卒業したあたりから年齢に抗いたい気持ちが強くなってきました(笑)。でもできることが増えるので、20歳になるのも楽しみです。
― 今後の目標を教えてください。
具体的な目標ではないですが、私は特にファンの方に支えてもらって活動ができていると思うので、歌番組に出たり、こうやって雑誌に載ったり、ファンの方たちに嬉しいお知らせができるように頑張りたいです。
― 残り少ない田口チームKの時間をどのように過ごしたいですか?
この残りの期間だけでも田口チームKを好きになってもらえるように1日1日を大切にしていきたいです。記憶から消えない限りは永遠だと思っているので、皆さんの記憶に残り続けるようなチームKになれたらと思っています。