6月21日、俳優の菅田将暉(29)の弟・菅生新樹(すごう・あらき)が、自身のInstagramで本格的な俳優活動を開始することを報告した。
今後、土屋太鳳の弟・土屋神葉(しんば)も所属する事務所で、活動をおこなっていくと発表されている。
22歳の菅生は、3人兄弟の末っ子(将暉が長男)。大阪府出身だが、都内の大学へ進学し、2022年3月に卒業したばかりだという。
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過去にもCM出演の経験がある菅生は、たびたび芸能活動に近い動きを見せており、2020年4月16日配信の「デイリー新潮」では、菅生がYouTube内で「菅生新樹チャンネル」を開設していたことが報じられている。
「大学在学中から『役者をやりたい』という思いがあったようです。その裏にはやはり、日本映画界のトップ俳優として活躍するお兄さんの影響があると思います。
非常に“家族愛”が強い一家で、芸能活動が忙しくとも一緒に過ごす時間を大事にしていましたから」
こう話すのは、菅田将暉・菅生新樹の兄弟を知る芸能関係者だ。
「2016年ごろ、将暉くんは東京都内の住宅街に自宅がありました。一軒家を借りていて、じつはそこに次男も同居して、共同生活を送っていました」
住んでいたのは、住宅街では少し目立つ、3階建ての洋風な一軒家だった。
「当時の将暉くんは、続々と映画の主演や出演が決まっていた多忙な時期。仕事の合間のわずかなプライベート時間を大事にしたいと、一人暮らしをしてもおかしくないところです。にもかかわらず、歌手志望の次男とともに暮らし、家族の夢を応戦することを選んだんです」(同前)
兄弟の父・菅生新さん(62)は、そのころに開いた自身の講演会で、
「大阪が実家なので、親子3人で都内に住んでますよ。『海月姫』で能年玲奈ちゃんと共演したときは『あの子、本当にすごい天然でさ~』なんて話していましたね」
と、家族の生活について打ち明けていた。
「新さんは経営コンサルタントとしての仕事も忙しく、頻繁に東京に訪れています。大阪の家を維持しつつ、東京では将暉くん兄弟が借りた家に泊まっていたということです」(前出・芸能関係者)
となれば、2018年に上京した菅生も、兄たちの家に頻繁に出入りしていたはずだ。2017年に出版された新さんの著書『スゴー家の人々 ~自叙伝的 子育て奮戦記~』(トランスワールドジャパン)の帯には、新さん自身の言葉として、こう記されている。
《「できる! できる! わたしはできる!!」これがうちの家訓です。》
すでに羽ばたく長男も、「活動宣言」した三男も、そんな家訓を胸に秘めているのだ。
( SmartFLASH )