ちむどんどん、フォンターナに清恵の “元彼” 乱入…視聴者置いてけぼりの展開に「脈絡なさすぎて疲れる」「脚本中学生かよ」と呆れ声

 

　9月1日に放送された、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第104話。ヒロイン・暢子（黒島結菜）の兄・賢秀（竜星涼）と、「猪野養豚場」の娘・清恵（佐津川愛美）に起きた突然の事件に、ネット上から呆れ声が出ている。

 

　賢秀と清恵は、東京での仕事を終えたのち、暢子が働いていた高級料理店「アッラ・フォンターナ」で昼食を取る。清恵は「友達の話」だとして、「バカな子でね。華やかな都会の暮らしにあこがれて、生まれ育った田舎を飛び出して」と語りだした。

 

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「最初は工場で女工をしていたんだけど、悪い男に引っかかって、行きついた先が水商売。さんざん男に貢いで、気がついたら借金地獄。ある日、とうとう親に見つかって、生まれてはじめてひっぱたかれて、無理やり田舎に連れ戻された」と続けた。

 

　その “友達” は、日々働く親の姿を見て、生まれ変わろうと思ったという。

 

　そんな清恵に、賢秀は「人はよ、何回でも人生をやり直せる」「俺なんか、その娘さんよりもっと恥ずかしい過去ばっかりやさ」などと励ましの言葉をかけた。

 

　だが、そんな2人の前に突然、「清恵！　久しぶりだなぁ」と派手な服装の男が。ズボンのポケットに手を入れながら近づいてくると、おびえた清恵は逃げだしてしまう。

 

　いきなり「昔の男」風なチンピラが登場したことで、ネット上は大混乱に。

 

《清恵ちゃん本人もこの店来ること知らんかったのになぜコイツはここに清恵ちゃんがいるとわかるのよ　脈絡なさ過ぎて疲れる》

 

《フォンターナは、そこそこ高級店なはずなのに、なぜチンピラが気軽に入れるんだろ？wせっかく清恵（佐津川さん）可愛かったのに……》

 

《話の展開のためにまた新たな無駄キャラを出してくる。脚本家中学生かよ》

 

「物語が都合よく展開するのはエンタメあるあるですが、なぜ清恵の場所がわかったのか、高級店にチンピラが自由に出入りできるのは設定上どうなのか、などと不満を持つ人が多く見られました。

 

　これまでも、借金問題を描いていきなり7年後の生活を描き出したり、賢秀がプロボクサーになったり、暢子が突然、沖縄料理店を開くと宣言したりと、視聴者を置いてけぼりにする唐突な展開は数え切れないほどありました。

 

　要素は多いわりに説明が足らず、見ている側は混乱してしまうんです。あまり無理していろいろな話を入れないほうが、シンプルで見やすいと思うのですが……」（エンタメライター）

 

　今月いっぱいで放送が終わる『ちむどんどん』だが、最後までつっこみ続きの展開となりそうだ。

( SmartFLASH )