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三遊亭円楽さん死去…ロレックスを好み『LEON』でファッション研究「とてもおしゃれな人だった」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.30 21:10 最終更新日:2022.09.30 21:10
落語家の三遊亭円楽さんが、9月30日に死去した。享年72。所属事務所が公式サイトを通じて発表した。
円楽さんは、『笑点』(日本テレビ系)の顔ともいえる存在だった。
「円楽さんは1950年生まれ。青山学院大学在学中に、五代目三遊亭円楽のかばん持ちから、落語家としてのキャリアをスタートさせました。五代目円楽の後任として、1977年に『笑点』デビュー。順調に人気を博し、2010年に六代目三遊亭円楽を襲名しました。
2018年に体調不良を訴えたことから、肺がんが判明。以降、脳腫瘍や脳梗塞、大腸がんなど、闘病の日々が続きます。今年1月には脳梗塞のため入院していました。8月11日に高座に復帰しましたが、またも肺炎により療養。ついに、9月30日、肺がんのため帰らぬ人となりました」(女性誌記者)
高座復帰の矢先に亡くなった円楽さん。弟子の伊集院光は、《17歳の時に、 学校にも行かずふらふらしていた時分に、 師匠に拾っていただき、人間にしてもらいました》などと追悼コメントを出している。
円楽さんを取材したことのある本誌記者は、「とてもおしゃれな人だった」と印象を語る。
「円楽さんは、50歳を過ぎてから、ファッションに目覚めたんです。“ちょいワルオヤジ” で知られるラグジュアリー男性ファッション誌『LEON』(主婦と生活社)を毎月購読し、研究に励んでいました。
ロレックスの腕時計を好み、ジャケットをたくみに着崩すファッションセンスは、とうてい落語家とは思えない、ダンディなものでした。毒舌で鳴らした円楽さんだからこそ、その最期も大往生だったに違いありません」
その深遠な才能に、哀悼の意を表したい。
( SmartFLASH )