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エンリケ「出資法違反」指摘されていたトラブルで被害届が受理されていた!

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.14 06:00 最終更新日:2022.10.14 06:00

エンリケ「出資法違反」指摘されていたトラブルで被害届が受理されていた!

 

 経営する「株式会社エンリケ空間」の買取事業に、出資法違反の疑いがあることが『週刊文春』で指摘されていたエンリケこと佐野理恵氏。

 

 問題となったのは、契約者のお金でブランド品を購入し、それを「エンリケ空間」が買い取る方式のビジネス「買取パートナー」だ。契約者との間で実際の物品のやりとりは発生せず、お金を振り込めば、半年で12%もの利益がついて返金されると謳い、出資者を募っていたという。

 

 

 ところが、期日になってもお金が振り込まれない被害が各所で出ていると『週刊文春』誌上で報じられていた。

 

「報道後、エンリケ氏は自身のアカウントも含めた複数のSNSメディアで、『すべてを夫に任せていた』『私は何も知らなかった』などと釈明。さらに、所有するブランド品の売却などで返済資金を準備していることを明らかにしていました」(週刊誌記者)

 

 8月31日、SNSに「今回ご心配かけた件については精一杯の誠意をもって対応しております」と投稿して以降、約5週間も発信が途絶えていたエンリケ氏だが、10月11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

 

「応援してくださってる皆様へ」というタイトルで、指摘があった買取事業に積極的に関与することで、出資者への返金を進める考えだと報告。同時に、経営するシャンパンサロンで起きた死亡事故と、事故を知りながら海外旅行に興じていたことを謝罪した。

 

 いっぽう、エンリケ氏の夫で、通称「ブタさん」という名前で事業に携わっていた一般人の男性は、エンリケ氏が公開した謝罪動画に対し、「事故で過失がなければなんで謝る必要がある?」と疑問を呈するなど、夫婦の足並みはそろっていない様子だ。

 

 もともと『文春』が報じた疑惑の端緒は、配当期日に出資者への支払いがなかったことがSNSで拡散されたことにある。解決には出資金が出資者に戻ることが絶対条件になるが、事態はさらにもう一歩、進展していたようだ。

 

 本誌は今回、出資者の一人が愛知県の警察署に被害届を提出し、すでに受理されていることを、被害者から提供された「犯罪事件受理番号」から確認した。「エンリケスタイル」に関して被害届を提出したという出資者は、本誌の取材にこう明かす。

 

「被害届は出資法違反です。エンリケさんは『被害者への対応をする』と発信していますが、もともと出資者への対応は夫のブタ氏や、スタッフに任せきり。スタッフは『調べます』『確認します』というだけで、返金についての具体的な説明は、いまもまったくありません。

 

 出資金のトラブルなので、自己責任であることは承知しています。しかし、出資したことで困窮した出資者がいるのです。エンリケさんとブタ氏の責任は重いと思い、今回、被害届を出しました」

 

 この被害者は、「ブタさん」のSNSにあったQRコードから買取事業に応募。複数回の出資をしたという。

 

 元東京地検検事で弁護士の落合洋司氏がこう話す。

 

「不特定多数に対して元本を保証して出資を勧誘したなら、出資法違反(預り金の禁止)になります。そもそも、ブランド品の売買をするなら古物商の登録が必要。さらに、売買がされていないなら詐欺罪が問われる可能性もあります」

 

 こうした事態を、被害届の相手である「エンリケスタイル」に問い合わせると「少額でも全てのパートナーさんに支払いはスタートしています」との回答があった。

 

 今回投稿した動画で、エンリケ氏は新店舗の出店やこれまでやらなかった案件を積極的に受けることで、返済を早めたいとしている。また、公式サイトで返金の達成度も公開することも明らかにした。新展開を迎える “エンリケ騒動”。解決への道はまだまだ遠そうだ。

( SmartFLASH )

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