11月4日、“流行語大賞” こと「現代用語の基礎知識選 ユーキャン 新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表された。
「国葬儀」「宗教2世」など、安倍晋三元首相の銃撃事件に関連したワードから、「きつねダンス」「村神様」「顔パンツ」といったSNSを風靡したものまでノミネートされたが……。
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「ネット上が騒然となったのは、『#ちむどんどん反省会』でしょう。都合よすぎるストーリー展開や、重要部分をナレーションで飛ばす “ナレ飛ばし” などが批判を呼んだNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』。
唐突な展開に、SNS上でツッコミを入れるときに使われたのがこのハッシュタグです。ドラマのセリフやキャラではなく、まさかの “批判する現象” が流行語入りしたのは前代未聞です」(ドラマウオッチャー)
10月13日には、『ちむどんどん』スピンオフが11月に放送されることが発表され、Twitterでは「#ちむどんどん後遺症」がトレンド入りする事態に。
全話平均視聴率は2010年以降で最低をマークし、つねに批判が巻き起こっていたが、「ちむどん」が注目を集めていたことは間違いない。
「10月から放送されている朝ドラ『舞いあがれ!』は、導入部分がていねいに描かれ、おおむね好評です。しかし、“いつちむどんのようになってもおかしくない” と身構えてしまう人もSNSでは数多く見られます。
ここまで “後遺症” に悩む視聴者がいる朝ドラもめずらしく、今回のノミネートに、改めてその存在感を称賛する声が上がっています」(同)
《ちむどん反省会流行語入りに笑った。ある意味すごいドラマだったよね》
《これはもう社会現象といってよかったんじゃないか。話題性でいえば“勝った”ドラマでもある》
朝ドラにまつわる流行語といえば、2013年に放送された『あまちゃん』から「じぇじぇじぇ」が大賞入りしている。はたして、「#ちむどんどん反省会」は――?
( SmartFLASH )