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前澤友作氏、月周回クルーに100万人集まるも選ばれた8人は有名人ばかり「出来レースだろ」「一般人を選んでも得しない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.09 16:10 最終更新日:2022.12.09 16:54
12月9日、実業家で「ZOZO」創業者の前澤友作氏(47)が、月旅行プロジェクトの搭乗メンバーを発表した。
「dearMoon」と名付けられたこのプロジェクトは、民間人で初めて月を周回することを目指している。イーロン・マスク氏が創設した「スペースX」が開発中の超大型ロケット「Starship」の全席の権利を前澤氏が取得していた。
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発表されたのは、搭乗メンバー(クルー)の8人とバックアップクルーの2人。
クルーには、グラミー賞に2度ノミネートされた世界的DJのスティーヴ・アオキ、K-POPグループ「BIGBANG」メンバーのトップ(チェ・スンヒョン)、チェコ出身の有名振付師のイェミ・A・D、登録者130万人超を誇るユーチューバーのティム・ドッド、『ナショナル・ジオグラフィック』などに携わった映像作家のブレンダン・ホールとカリム・イリヤ、インドの元有名子役のデヴ・ジョシー、アイルランド出身の国際的な写真家のリアノン・アダムが選ばれた。
またバックアップクルーに選ばれたのは、ソチ五輪スノーボード女子ハーフパイプ金メダリストのケイトリン・ファリントンと世界的ストリートダンサーのMiyu。日本人はMiyuのみだ。
いずれも業界の有名人だが、クルー発表後の「dearMoon」の公式サイトで公開されたインタビュー動画には、この一文が添えられている。
《全世界100万人から選ばれたクルーを発表!》
「前澤氏は、クルーを一般公募していたんです。2021年3月、自身のTwitterで、『僕と一緒に(月の絵文字)に行きたい人いますか?』と投稿し、実際に誰でも応募できるようになっていました。
事前登録、書類選考、課題選考、オンライン面談、最終面談、メディカルチェックという選考スケジュールが公開されていましたが、結果選ばれたのは、もともと著名な方が多かった印象です。
応募条件に『自らを“アーティスト”と考える人』とあったり、エントリー動画をもとに選考をおこなった部分があるので、もともと著名な活動をしている人が有利になるのは仕方なかったのかもしれません」(IT担当記者)
前澤氏は、『ビジネスインサイダー』のインタビューに公募した理由を「“宇宙の民主化”というもっと意義深いものにしたくて」と語っているが、ネットではこんな声が聞かれている。
《結局選ばれたのは有名人ばかりなんですねという印象です。それなら公募などせず、前澤さんが任意で選んだ人を連れて行けば良かったのでは?とも思ってします》
《新たな出来レースだろ、こんなの。公募も何も最初から決まってて後は演出だよ。あほらし》
《公募の割にはネームバリューのある有名人ばっかりなんだなぁ…ってのが素直な感想》
《いかにバズるか、世界的な話題を作れるか。本当の民間人(いわゆる一般人)を選んでも彼は得しないし、そもそも眼中になかったのだろうな》
ちょうど1年前の2021年12月8日、ロシアの宇宙船「ソユーズMS-20」に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した前澤氏。滞在した12日間で、かけがえのない経験をしたからこそ、“才覚” ある人と時間をともにしたいと思ったに違いない。
( SmartFLASH )