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高見知佳さん死去 参院選出馬で本誌に見せていた元気全開「ガッツポーズ」から4カ月後にがんが発覚

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.21 17:06FLASH編集部

高見知佳さん死去 参院選出馬で本誌に見せていた元気全開「ガッツポーズ」から4カ月後にがんが発覚

地元の名物「鬼王丸」の前でポーズをとる高見

 

 12月21日、情報番組『追跡』(日本テレビ系)の司会を務めたことなどで知られる、タレント高見知佳さんが亡くなった。

 

 11月に入り、がんを患ったことが判明。療養しており、入院先の病院で帰らぬ人となった。享年60だった。

 

 

 高見さんは16歳で芸能界デビューを果たし、アイドル歌手として活躍。1984年に発売した『くちびるヌード』は、CMソングに採用されたことをきっかけにヒットし、ブレイク。その後、女優活動だけではなく、司会、ラジオパーソナリティなど、幅広く活躍していた。

 

 2018年からは、一人息子とともに地元の愛媛県新居浜市に戻って暮らしていたが、2022年7月には一念発起し、参院選挙に愛媛選挙区から出馬した。

 

「教育、子ども政策」に取り組みたいと、訴えていた高見さんは、立憲民主党から推薦は得たが、無所属での選挙戦だった。

 

 当時、選挙取材で高見さんを撮影していたカメラマンはこう話す。

 

「高見さんは5年前にも、タレントとして取材をさせていただいたことがありましたが、選挙応援の際にも私のことを覚えてくれていました。 まったく体調が悪そうな素振りもなく、元気全開で有権者に呼びかけていましたよ。

 

 当日は、地元の新居浜市から遠く離れた宇和島市あたりでの活動だったため、知名度の割に聴衆の集まりはよくなかったかもしれません。それでもめげずに、声を出して投票をお願いしていました」

 

 集まった聴衆は10人ほどだったが、真剣な表情で政策について語り、有権者に対しては笑顔で接していた高見さん。本誌のお願いに応じて、地元名物のモニュメント「鬼王丸」の前でガッツポーズも披露してくれていた。

 

 しかし、選挙結果は自民党の山本順三氏に約14万票差をつけられ、落選。そこから4カ月後に、大病を患っていたことが判明した。

 

 亡くなる直前まで精いっぱい、駆け抜けた人生だった。

( SmartFLASH )

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