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『どうする家康』でド肝を抜いた「まるで平城京」清須城の規模に発掘中の研究者からも疑問が「今年の大河はファンタジー」の声も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.31 16:50 最終更新日:2023.01.31 17:22

『どうする家康』でド肝を抜いた「まるで平城京」清須城の規模に発掘中の研究者からも疑問が「今年の大河はファンタジー」の声も

『どうする家康』で家康役を演じる松本潤

 

 NHK大河ドラマどうする家康』の第4話が1月29日に放送された。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は13.9%で、第3話の14.8%からやや下落した。第4話では、松本潤演じる松平元康(のちの家康)が、信長(岡田准一)の尾張・清須城へ向かい、木下藤吉郎(ムロツヨシ)や、市(北川景子)らを紹介され……という話が展開された。

 

 この第4話に出てきたシーンに関する、あるツイートが注目を集めている。

 

 

《あの~、いま私たちは清須城を実際に発掘調査してるんですが、いったい清須の近くのどこにあんな山や丘陵があるんでしょうか?》

 

「考古学研究者」だという人物によるこのツイートには、元康と市が山の上から、清須城とその城下を見下ろすシーンのテレビ画面が添付されている。城などの風景はCGのようだ。

 

 ちなみにこのシーンは、静岡県浜松市北区滝沢町にある展望台で撮影されたことが、浜松市の公式Twitterで明らかにされている。

 

 さらには、

 

《何度見ても、これが濃尾平野とは思えんわ… それにこの時期の清須城はこんな大規模じゃないし》《(清須城が)まるで平城宮の第一次大極殿院のようだ。おそらくモデルは秦の阿房宮か漢の長安城ってとこだろう》と、考古学研究者の嘆きツイートは続いている。

 

「清須城は濃尾平野のほぼ中央部に位置し、周囲の地形は真っ平です。また信長時代の清須城はそれほど大きなものではなく、ドラマに出てきたような、まるで中国の紫禁城を思わせるほどの規模とはまったく別物だと、多くの人が指摘しています。『どうする家康』は放送開始直後から、あまりに史実とはかけ離れた演出が物議を醸しており、大河ドラマらしくないという声も多くあります」(テレビウオッチャー)

 

 SNSには

 

《今年は大河をやってない。日曜8時にNHKで月9やってるんや》

 

《やっぱり、今回の大河は面白いけど。歴史考証は捨てたっぽい描写が多くて歴史ドラマとして見たらダメなところ多い…》

 

 など、厳しい声が多数ある。その一方で

 

《今年の大河はファンタジーマンガの実写化だと思って楽しんで観ることにする》

 

《大河とか時代劇とかって所謂「たぶんこうだったんじゃないか劇場(チコちゃん風に)」の史実をもとにしたフィクションだから別に良いんじゃないかな?と思う》

 

 と、前向きな意見も少なくない。

 

 受信料を払っている身としては、もうちょっと史実の面も頑張ってもらいたい気もするが……。

( SmartFLASH )

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