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『サンデーモーニング』松本零士さん追悼に「読んでいない」コメンテーター続出「まったく敬意を払っていない」視聴者の怒り殺到
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.27 21:00 最終更新日:2023.02.28 12:55
2月13日に急性心不全のため亡くなった、漫画家の松本零士さん(享年85)。『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』など幅広い世代に知られるヒット作を残した巨匠の訃報を受け、2月26日に放送されたTBS系情報番組『サンデーモーニング』では、松本さんの死去のニュースを扱った。
しかし、番組のコメンテーターたちが「見ても読んでもいない」「名前くらいしか存じ上げない」など、信じられないコメントを連発し、話題になっている。
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番組では、「風をよむ」のコーナーで、松本作品に込められた反戦への思いを伝えた後、司会の関口宏(79)が「松本零士さんの作品にいちばん影響を受けているのは50代前後」としたうえで、各論客にコメントを求めた。すると、それぞれ次のような反応だったのだ。
法大前総長・田中優子氏(79)
「世代が違うので見ていない」「(『宇宙戦艦ヤマト』について)題名は知っていました」「地球を救済するためにヤマトはある」
元外務事務次官・薮中三十二氏(75)
「無知で、見ても読んでもいない」(松本作品について)「戦争にロマンを見いだしている、と誤解していた。戦争はやってはいけないというメッセージだった」
NPO法人WELgee代表・渡部カンコロンゴ清花(さやか)氏(31)
「名前くらいしか存じ上げない」
渡部氏に関しては、番組に備え、スマホのアプリで『ザ・コクピット』を試し読みしたそうで「おもしろくて、課金しながら朝を迎えた」とも発言したが、ともあれ松本作品を見ていない人たちがイメージで語りまくるカオスな展開に、SNSには、
《毎週、老人ホームの様子を垂れ流してるような番組なので無理もない》
《今日は風を読めなかっただけじゃなく、空気も読めなかったか》
《こんな偏ってる知見の方々の番組は見ない方が良いかなと……最近思ってます。松本零士さんは、旭日小綬章、紫綬褒章、フランス芸術文化勲章シュバリエ受章した方ですよ……》
《松本零士死去について取り上げるのに、それに対してまともにコメントできる人間を用意しないのは、番組制作者どもが松本零士に対して全く敬意を払っていないということ。たまたま松本零士で明るみに出たが、他の誰に対しても敬意を払っていないんだろう》
などのコメントが殺到。松本さんという漫画家への無知だけでなく、事前に調べてすらこないコメンテーターたちに対する怒りとあきれの声であふれた。
CM明け後、ジャーナリストの青木理氏(56)のみ「ど真ん中世代」としてコメント。松本さんの代表作のひとつである『男おいどん』にも言及し“4畳半から宇宙まで”の幅広い作風を解説したものの、後の祭り状態となった。
星の海に旅立った松本さんも、さぞ困惑していることだろう。
( SmartFLASH )