笑瓶さんの告別式もおこなわれた築地本願寺、一般の人も葬儀をあげることができる？　寺に聞いてみた

　急性大動脈解離のため2月22日に亡くなった、タレントの笑福亭笑瓶さん（享年66）の葬儀・告別式が、27日、東京・築地本願寺で営まれた。当日は、親交のあったタレントや関係者ら200人が参列。多くの送迎車が行き交っていた。

「築地本願寺は都心で交通の便がよく、敷地も広いため、参列する方が多い著名人の葬儀にはよく使われています」（芸能記者）

　これまでも、多くの有名人の葬儀が、築地本願寺で執りおこなわれてきた。

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「三島由紀夫さん（1970年没）、勝新太郎さん（1997年没）、X-JAPANのhideさん（1998年没）、竹下登元首相（2000年没）、十八代目中村勘三郎さん（2012年没）、大島渚さん（2013年没）などの葬儀がおこなわれました。作家、俳優、ミュージシャン、政治家と、そのジャンルは問いません」（前出・芸能記者）

　しかし、葬儀が営まれた人が、みな同寺の門徒だったのか、というと、そうではない。

「当寺は浄土真宗ですが、門徒でなくても、お日にちが合えばご葬儀をあげることができます。費用は本堂のお部屋の使用料は400万円、それ以外のお部屋やホールの使用料は35万円からになります。実際のご葬儀では、この料金に祭壇やお花などの費用、葬儀会社への費用などが必要になります」（築地本願寺の担当者）

　築地本願寺の僧侶がお勤めをする際の費用は、ひとりにつき30万円だという。また現在、やはり都心にあって著名人の葬儀に使用される青山葬儀所（東京都港区）が改装中であることも、築地本願寺への申し込みが多くなっていることの理由のひとつのようだ。

( SmartFLASH )